この記事を読むと分かること
- mouse NEXTGEAR J6のスペック・価格・評判
- mouse NEXTGEAR J6は、他のノートパソコンと比較してどのような優位性・弱点があるのか?
- mouse NEXTGEAR J6はどんな人におすすめのノートパソコンなのか?
mouse NEXTGEAR J6は、mouseが販売しているゲーミングノートパソコンで、コストパフォーマンスの良さが特徴のモデルです。
以下では、mouse NEXTGEAR J6の詳細なレビューを紹介しているので、購入を考えている方はぜひ検討材料にしてください。
mouse NEXTGEAR J6ってどんなパソコン?(スペック・価格)
mouseの高コスパゲーミングノート
特徴
- AMD製 高性能CPUを搭載
- グラフィックボードにはGeForce 40シリーズを採用
- 高リフレッシュレートディスプレイ採用
NEXTGEAR J6は、CPUに「Ryzen 7 7840HS」、グラフィックボードに「GeForce RTX 4060」を備えた高性能な16型のゲーミングノートパソコンです。
インテルのCoreシリーズではなく、AMD製のCPUを採用することでコストパフォーマンスに優れたモデルとなっており、GeForce RTX 4060搭載モデルを20万円以下と低価格で購入することが可能です。
また、「Ryzen 7 7840HS」にはAI処理を専用に行うAMD Ryzen AIが搭載されているため、AIが使われているレンダリングなどの映像処理を快適に行うことができるのも大きな特徴です。
スペック例 | |
商品名 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A |
参考価格(税込み) | 17万円台〜 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | GeForce RTX 4060 |
メモリー | 16GB |
システムストレージ | 500GB |
ディスプレイ | 16.0型(165Hz) |
バッテリー駆動時間 | 約 6.0時間 |
WEBカメラ | 92万画素 |
質量 | 約 2.29kg |
mouse NEXTGEAR J6 性能の確認と比較
CPU性能の確認
以下の表は、mouse NEXTGEAR J6に搭載されている「Ryzen 7 7840HS」と他の人気・売れ筋モデルに搭載されているCPUとの性能比較です。
※1. ベンチマーク値は単純に数値が高ければ高いほど高性能であることを表しています。
※2. 型番をクリックすると各CPUの詳細スペックを確認できます。
※3. 用途アイコンにマウスを合わせる、または、タッチすると用途アイコンの説明を確認できます。
Core i9-13900H | 30,982 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i9-12900H | 28,784 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-13700H | 29,487 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-13620H | 25,154 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-12700H | 26,796 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-1360P | 19,746 | 4K2CVDDSOF |
Core i7-1260P | 17,085 | 4K2CVDDSOF |
Core i7-1260U | 13,019 | 4K2CVDDSOF |
Core i5-12600H | 22,704 | VRCa動デOf |
Core i5-1240P | 17,401 | 4K2CVDDSOF |
Core i5-1345U | 16,073 | 4K2CVDDSOF |
Core i5-1235U | 13,635 | 2CVDDSOF |
Core i3-1215U | 11,664 | VDDSOF |
Celeron N4100 | 2,435 | Of |
Ryzen 7 8840HS | 24,211(当モデル) | 3D4K2CVDDSOF |
Ryzen 7 5825U | 18,331 | 4K2CVDDSOF |
Ryzen 5 5625U | 14,937 | 2CVDDSOF |
Ryzen 3 5425U | 11,497 | VDDSOF |
AMD 3020e | 2,443 | Of |
mouse NEXTGEAR J6に搭載されている「Ryzen 7 7840HS」は、AMDの処理能力を重視したハイグレードCPUです。
ベンチマーク値も、インテルのCore i7シリーズと変わらないパフォーマンスを記録しており、ほとんどのゲームにおいて十分な性能となっています。
グラフィックボード性能の確認
以下の表は、mouse NEXTGEAR J6のCPUに搭載されている「GeForce RTX 4060(Mobile)」と他の人気・売れ筋モデルに搭載されているグラフィックボードとの性能比較です。
※1. ベンチマーク値は単純に数値が高ければ高いほど高性能であることを表しています。
※2. 型番をクリックすると各CPUの詳細スペックを確認できます。
※3. 用途アイコンにマウスを合わせる、または、タッチすると用途アイコンの説明を確認できます。
グラフィックス性能 | おすすめの用途 | |
GeForce RTX4090 | 30,032 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX4080 | 26,885 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX4060 | 18,653(当モデル) | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX4050 | 14,716 | 3D4K2CVDDSOF |
NVIDIA RTX 3500 Ada | 19,382 | 3D4K2CVDDSOF |
NVIDIA RTX 2000 Ada | 15,129 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3080Ti | 20,421 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3080 | 16,681 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3070Ti | 18,413 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3070 | 15,473 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3060 | 13,183 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3050Ti | 9,983 | 4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3050 | 9,251 | 4K2CVDDSOF |
GeForce GTX1650 | 6,969 | 2CVDDSOF |
GeForce GTX1060 | 8,161 | 4K2CVDDSOF |
NVIDIA RTX 3500 Ada | 19,382 | 3D4K2CVDDSOF |
NVIDIA RTX 2000 Ada | 15,129 | 3D4K2CVDDSOF |
Intel Iris Xe Graphics | 2,709 | VDDSOF |
Intel UHD Graphics | 1,495 | OF |
「GeForce RTX 40」シリーズは、DirectXと呼ばれるゲームグラフィックス処理のAPIに最適化されたグラフィックボードで、「GeForce RTX 4060(Mobile)」はミドルグレードのグラフィックボードです。ミドルグレードといってもベンチマーク値は18,000を超えており、ほとんどの作業を十分にこなせる性能を持っています。また、ゲーミングに最適化されたグラフィックボードであるため、そのゲーム性能はかなり優秀です。
また、NVIDIAには、専用の「NVIDIA Studio」というグラフィックボードをクリエイター向けに最適化できるドライバが用意されており、「NVIDIA Studio」をダウンロードしてインストールすることで、よりクリエイティブな作業に適したPC環境を構築することができます。
GeForce Experienceというソフトを使えばボタンひとつで切り替えができるため、ゲームをする時は「GeForce Game Readyドライバ」、クリエイティブな制作などの作業を行うときは「NVIDIA Studioドライバ」というように切り替えて使えば、様々な用途でストレスなく快適にパソコンを使うことができます。
用途別推奨ベンチマークスコア
- 12,000~ VR・CG制作、3D動画編集、機械学習(AI)、マイニング等
- 10,000~ 4K動画編集、エンコード等
- 5,000~ 2DCAD(AutoCAD、JWCAD)等
- 2,000~ 動画編集、エンコード(Adobe PremirePro)、デザイン(Adobe Photoshop、Illustrator)等
- ~2,000 office(Excel、Word)等
メモリ・ストレージ性能の確認
mouse NEXTGEAR J6では、標準構成でメインメモリ(RAM)に16GBのメモリ、ストレージには500GBのSSDを搭載しています。
ゲームだけでなくクリエイティブな仕事で利用する場合は、物足りなく感じる部分もありますが、メモリやストレージについては比較的低価格でBTOカスタマイズで増設することも可能なので必要に応じて検討してみましょう。
以下は、mouse NEXTGEAR J6に搭載されているメモリの規格です。転送速度に関しては、上位の規格で、動画の書き出し(エンコード)作業なども比較的にスムーズに行えます。
規格 | 転送速度(GB/s) |
DDR5-5600 | 44.8 |
DDR5-5200 | 41.6 |
DDR5-5000 | 40.0 |
DDR5-4800 | 38.4(当モデル) |
DDR5-4000 | 32.0 |
DDR4-4266 | 34.1 |
DDR4-3600 | 28.8 |
DDR4-3200 | 25.6 |
DDR4-2666 | 21.3 |
DDR4-2400 | 19.2 |
DDR4-2133 | 17 |
DDR4-1866 | 14.9 |
DDR4-1600 | 12.8 |
また、ストレージについては、SSDに最適化されたNVMeという規格のSSDを採用しており、データの読み込み・書き出しが高速に行えるという特徴があります。
ディスプレイの確認
mouse NEXTGEAR J6は、「1,920×1,200」のWUXGA液晶を採用しています。フルHDなどと比べて縦に大きいため、ゲームをより広い画面で楽しむことができます。
また、リフレッシュレートについても165Hzと非常に高く、画面サイズ16型と大きいため、ゲーミングディスプレイなどを使わなくても快適にゲームをプレイすることが可能です。
以下は、ディスプレイの詳細性能です。
-
- 映像美
- 4
-
- 応答速度
- 5
-
- コントラスト
- 4
-
- 視野角
- 4
-
- フリッカー
- 4
持ち運び性能(バッテリー駆動時間・重量)の確認
mouse NEXTGEAR J6は、重量が約2.2kgと16.0インチの高性能ノートパソコンの中では平均的です。
また、バッテリー駆動時間について平均的な駆動時間となっています。
公表値 | 約6時間00分 |
音楽再生 | 4時間20分 |
動画編集 | 2時間25分 |
※1. 音楽再生はMedia Playerでmp3ファイルを再生。
※2. 動画編集はpremire proでHD動画を再生。
接続規格の確認
接続規格には、以下の規格が備わっています。
- SDカードスロット× 1
- USB Type-A × 3
- USB Type-C × 1
- Mini display Port
- LAN端子 × 1
- HDMI端子 × 1
- ヘッドホン出力/マイク入力端子 × 1
- セキュリティスロット
最近のノートパソコンでは珍しくSDカードスロットが搭載されており、直接写真や動画を取り込むことが可能なのは嬉しいポイントです。
BTOカスタマイズについて
以下がmouse NEXTGEAR J6のBTOカスタマイズです。
OS | Windows 11 Home | +0円 |
Windows 11 Pro | +8,800円 | |
Office | Microsoft Office Personal | +22,000円 |
Microsoft Office Home and Business |
+27,500円 | |
メモリ | 16GB | +0円 |
32GB | +28,600円 | |
64GB | +45,100円 | |
ストレージ | 500GB | +0円 |
1TB | +15,400円 | |
2TB | +35,200円 |
メモリやストレージについては増設が可能です。オフィスソフトなども選択できるため、ゲーム以外の用途でも使いたい場合は検討してみましょう。
ゲーム性能について
ゲーミングパソコンの性能を図る2つの指標
一般的に、ゲーミングパソコンの性能を図る指標として、フレームレートとリフレッシュレートという2つの指標を使います。
ゲーミングパソコンの性能を図る2つの指標
- フレームレート(fps):グラフィックボード(GPU)性能に依存
- リフレッシュレート:ディスプレイ性能に依存
フレームレート(fps:frame per second)とは、「1秒間あたりに表示される画像(フレーム)数を表す単位」のことで、その能力は主にグラフィックボード(GPU)の性能に依存します。このフレームレート(fps)の数値が高ければ高いほど1秒間に表示できるフレームの数が多くなり、より滑らかな映像表現が可能になります。そのため、特に、eスポーツなどの分野では、フレームレート(fps)が高いほど相手の行動を正確に把握できたり、操作の遅延(レイテンシ)が少なくなるので、フレームレート(fps)の数値が重要視されます。
リフレッシュレートとは、「液晶が1秒間の間に画像を何回描画できるかを表す数値」で、ディスプレイの性能に依存します。リフレッシュレートが高いほどよりスムーズに映像などのグラフィックを映し出すことができます。
つまり、高フレームレートに対応するためには、液晶も高リフレッシュレートの液晶を使う必要があるということです。
フレームレートとリフレッシュレートについてより詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
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mouse NEXTGEAR J6のゲーム性能
mouse NEXTGEAR J6のゲーム性能
- バトル・シューティング等のFPS、ロールプレイングまであらゆるゲームが可能
- VRChatなどのVRゲームは少し重たさを感じる
フレームレートについて
以下は、主要な人気ゲームごとのフレームレートの推奨値とmouse NEXTGEAR J6のフレームレート値の一覧です。
パルワールド | |
推奨値 | 60.0fps |
GeForce RTX4060 | 76.4fps(68.7) |
サイバーパンク2077 | |
推奨値 | 60.0fps |
GeForce RTX4060 | 79.4fps(64.5) |
フォートナイト | |
推奨値 | 144fps |
GeForce RTX4060 | 180.4fps(119.3) |
原神 | |
推奨値 | 60.0fps |
GeForce RTX4060 | 60fps |
VRChat | |
推奨値 | 60.0fps |
GeForce RTX4060 | 164.4fps(22.6) |
※1. 計測環境については記事下部「よくある質問」を参考にしてください
※2. GeForce Experienceで計測
※3. 推奨値については快適にプレイできる数値で、公式公表値の必要スペックとは異なります
※4. 計測時のCPUについては構成により異なります(当記事でのレビューモデルのCPU構成とは異なることがあります)
GeForce RTX4060のフレームレート値を見ると、サイバーパンク2077やFortniteといったFPSのゲームでも、十分にフレームレート値が足りていることが分かります。
リフレッシュレートについて
mouse NEXTGEAR J6の液晶のリフレッシュレートは165Hzです。
eスポーツやバトル系、シューティング系などFPSゲームなどでもパソコンの性能を反映した滑らかな描画が可能です。
mouse NEXTGEAR J6 口コミ・評判
以下は、公式サイトに掲載されているmouse NEXTGEAR J6の口コミです。
子供の小学校入学祝いに買いました。
色もきれいで、性能もよく、大好きなマイクラがサクサク動くし、これから知識をつけてModを自分で入れ始めても余裕のスペックで安心しています。
子供ですので、保証の充実も購入の決め手になりました。
家庭で3台目のマウス製品ですが、今回もトラブルもなく安心して使ってます。
国内生産なのも選んだ理由です。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
takoyakiさん
特に設定を落とすことなくやりたいゲームをサクサクと快適にプレイできて驚いています。
ゲーム以外でも総じてパフォーマンスが高くて大変満足しております。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
no nameさん
快適な使い心地で、機械的にも信頼できる。ゲーム開発用に買ったが、とても満足である。欲を言えば、キーボードの色がもっと変えられると良い。
まとめ
この記事では、mouse NEXTGEAR J6についてスペックから価格、口コミ等について紹介してきました。
mouse NEXTGEAR J6は、mouseのゲーミングノートパソコンで、
同じmouseのゲーミングノートパソコンのラインナップであるG-tuneと比べると手頃な価格設定となっている点が特徴です。
性能的にもほぼ同様ですが、インテルのCPUが良いという場合はG-tuneシリーズ、AMDのCPUが良いという場合はNEXTGEARというように選ぶのが良いでしょう。
mouse NEXTGEAR J6はこんな方におすすめ
- ゲームユーザー
- CG・3Dモデル開発者/li>
- (4K・8K)動画制作者
- デザイナー
- プログラマー
- その他高性能なノートパソコンを探しているユーザー
用途・目的別のおすすめノートパソコンの紹介
用途や目的にあったおすすめのノートパソコンや選び方のポイントを知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。
Q&A
BTOパソコンとは?
BTOとは、「Build To Order」の略称で、受注生産方式のをパソコンを意味しています。BTOでは、CPUやグラフィックボードの変更、メモリの増設などのニーズに応じたカスタマイズが可能で、現在多くのPCメーカーがこのBTO方式を採用しています。
モバイルワークステーションとは?
高解像度動画の編集やCAD図面の設計、CG制作、科学技術計算など、高度な演算能力・画像処理能力が要求される処理を行うための高性能な装置を搭載したノートPCのこと。高性能なCPUだけでなく、画像処理などの演算を行う高性能なGPU(グラフィックボード)が搭載されている点が特徴です。
PassMarkとは?
PassMarkとは、オーストラリアのPassMark Software社が提供するベンチマークを測定するためのソフトウェア及びサービスです。
ベンチマークの算出方法は?
CPU性能に関わる以下の項目のテスト結果を平均して算出しています。
-
整数の演算処理速度を図るテスト
-
並列データ圧縮速度を図るテスト
-
1秒間にいくつの素数を見つけることができるかを図るテスト
-
暗号化の処理速度を図るテスト
-
浮動小数点数の演算処理速度を図る速度
-
拡張命令によりどのくらい演算処理速度を改善しているかを図るテスト
-
ソートアルゴリズムによりCPUが文字列をソートするのにかかる時間を図るテスト
-
CPUが物理的な相互作用にかかる時間を図るテスト
-
ひとつのCPUコアのみの処理速度を図るテスト
-
整数、浮動小数点、素数、ソートについてのテストスコアの複合平均値
GeForce Experienceとは?
GeForce Experienceと、NVIDIAが提供するGeForceユーザー向けのゲーム管理・設定ソフトです。
GeForce Experienceを使うと、ゲームの最適化や、映像の調整、ビデオの撮影・配信、フレームレートの計測などの様々な機能を簡単に使うことができます。
フレームレートの計測環境について
ノートパソコンのフレームレートについては、CPU構成の異なるノートパソコンに対して、グラフィックボード毎に平均値を算出しています。そのため、レビューモデルとCPU構成が異なる場合があるので、あくまで参考値として利用するようにしてください。
また、各ゲームの計測時の環境については以下のようになります。
- パルワールド:フルHDで平均値及び最低値を計測。
- サイバーパンク2077:フルHDで平均値及び最低値を計測。
- フォートナイト:フルHDで平均値及び最低値を計測。
- 原神:フルHD・60fpsで平均値及び最低値を計測。
- VRChat:フルHD・4KでFHD平均値及び4K平均値を計測。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
no nameさん