この記事を読むと分かること
- mouse MousePro G4のスペック・価格・評判
- mouse MousePro G4は、他のノートパソコンと比較してどのような優位性・弱点があるのか?
- mouse MousePro G4はどんな人におすすめのノートパソコンなのか?
mouse MousePro G4は、mouseが販売しているモバイルノートパソコンです。薄型・軽量・長時間駆動で携帯性の高いモデルです。また、オプションでSIMスロットの選択ができるので、Wifi環境がないところでもテザリングをせずに通信を行うことが可能です。
以下では、mouse MousePro G4の詳細なレビューを紹介しているので、購入を考えている方はぜひ検討材料にしてください。
mouse MousePro G4ってどんなパソコン?(スペック・価格)
mouse MousePro G4は、CPUにCore i5-1235U、グラフィックボードにIntel Iris Xe Graphicsを備えたノートパソコンです。mouseコンピューターの中では、持ち運び性能が高いモバイルノートパソコンの位置づけですが、性能についても簡単な動画編集やデザイン作業程度であれば問題なくこなせるので、持ち運びができる高性能ノートが欲しいという方に特におすすめのモデルです。
また、BTOカスタマイズのオプションでSIMスロットありを選択できるため、SIMが使えるモバイルノートパソコンを探しているという方にもおすすめです。
スペック例 | 標準構成 | 推奨構成 |
商品名 | MousePro G4 | MousePro G4 |
参考価格(税込み) | ¥164,890 | ¥179,850 |
OS | Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i5-1235U | Core i5-1235U |
バッテリー駆動時間 | 約 23.5時間 | 約 23.5時間 |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics | Intel Iris Xe Graphics |
メモリー | 8GB (オンボード) | 16GB (オンボード) |
システムストレージ | 512GB (NVMe) | 1TB (NVMe) |
ディスプレイ | 14.0型 液晶パネル (ノングレア) | 14.0型 液晶パネル (ノングレア) |
WEBカメラ | 100万画素 | 100万画素 |
質量 | 約1.08kg | 約1.09kg |
通信モジュール | SIM対応 | SIM対応 |
mouse MousePro G4 性能の確認と比較
CPU性能の確認
以下の表は、mouse MousePro G4に搭載されている「Core i5-1235U」と他の人気・売れ筋モデルに搭載されているCPUとの性能比較です。
※1. ベンチマーク値は単純に数値が高ければ高いほど高性能であることを表しています。
※2. 型番をクリックすると各CPUの詳細スペックを確認できます。
※3. 用途アイコンにマウスを合わせる、または、タッチすると用途アイコンの説明を確認できます。
2023最新 | CPU性能(ベンチマーク) | おすすめの用途 |
Core i7-13700HX | 34,306 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-13700H | 29,487 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-12800H | 24,597 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-12700H | 26,796 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-1360P | 19,746 | 4K2CVDDSOF |
Core i7-1260P | 17,085 | 4K2CVDDSOF |
Core i7-1255U | 13,723 | 2CVDDSOF |
Core i7-1165G7 | 10,460 | VDDSOF |
Core i5-12600H | 22,704 | VRCa動デOf |
Core i5-1240P | 17,401 | 4K2CVDDSOF |
Core i5-1345U | 16,073 | 4K2CVDDSOF |
Core i5-1235U | 13,635(当モデル) | 2CVDDSOF |
Core i5-1130G7 | 8,909 | DSOF |
Core i3-1215U | 11,664 | VDDSOF |
Celeron N4100 | 2,435 | Of |
Celeron N4020 | 1,572 | Of |
mouse MousePro G4に搭載されている「Core i5-1235U」はインテル第12世代のミドルグレードのCPUです。ミドルグレードといっても第11世代と比べて第12世代以降のCPUは設計が変更されたことで大きく性能が向上しているため、3DCADやCG編集といったPCに大きな負荷のかかるアプリケーションを使わな限りは特に不満を持つことはないでしょう。
第12世代以降のCPUでは大きなモデルチェンジがあり、第11世代以前と比べてコア構成が大きく変わっています。第11世代以前までは、同性能のコアを複数のせることでCPU設計を行っていましたが、第12世代以降では省電力で効率性を重視した「Eコア」とパフォーマンスを重視した「Pコア」を適切に配分することで、より省電力化に優れたCPU設計を行っている点も大きな特徴です。
グラフィックボード性能の確認
以下の表は、mouse MousePro G4に搭載されている「Intel Iris Xe Graphics」と他の人気・売れ筋モデルに搭載されているグラフィックボードとの性能比較です。
※1. ベンチマーク値は単純に数値が高ければ高いほど高性能であることを表しています。
※2. 型番をクリックすると各CPUの詳細スペックを確認できます。
※3. 用途アイコンにマウスを合わせる、または、タッチすると用途アイコンの説明を確認できます。
グラフィックス性能 | おすすめの用途 | |
GeForce RTX3080Ti | 20,421 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3080 | 16,681 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3070Ti | 18,413 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3070 | 15,473 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3060 | 13,183 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3050Ti | 9,983 | 4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3050 | 9,251 | 4K2CVDDSOF |
GeForce GTX1650 | 6,969 | 2CVDDSOF |
GeForce GTX1060 | 8,161 | 4K2CVDDSOF |
NVIDIA RTX A3000 | 12,704 | 3D4K2CVDDSOF |
NVIDIA RTX A2000 | 10,156 | 4K2CVDDSOF |
Intel Iris Xe Graphics | 2,709(当モデル) | VDDSOF |
Intel UHD Graphics | 1,495 | OF |
「Intel Iris Xe Graphics」は、NVIDIAのようなマザーボードに増設するグラフィックボードではなく、CPUメーカーが開発しているCPUに内蔵されたグラフィックボードです。そのため、ベンチマーク値も2,700程度しかなく、映像処理についてNVIDIAやRyzenなどのグラフィックボードと比べて劣ります。
それでも、3DやCG、4K動画などの編集はカクツキがあったりして厳しいですが、簡単なデザインやプログラミングなどについて十分行うことができます。
用途別推奨ベンチマークスコア
- 12,000~ VR・CG制作、3D動画編集、機械学習(AI)、マイニング等
- 10,000~ 4K動画編集、エンコード等
- 5,000~ 2DCAD(AutoCAD、JWCAD)等
- 2,000~ 動画編集、エンコード(Adobe PremirePro)、デザイン(Adobe Photoshop、Illustrator)等
- ~2,000 office(Excel、Word)等
メモリ・ストレージ性能の確認
mouse MousePro G4では、標準構成でメインメモリ(RAM)に8GB~16GBのメモリ、ストレージには512GB~1TBのSSDを搭載しています。メモリやストレージについてはBTOカスタマイズで増設することができますが、メモリについてはオンボードメモリであるため初期増設以外の増設はできない仕様となっているので、初めに増設が必要かどうかしっかりと検討するようにしましょう。。
以下は、mouse MousePro G4に搭載されているメモリの規格です。転送速度に関しては中程度の規格となっています。
規格 | 転送速度(GB/s) |
DDR5-5600 | 44.8 |
DDR5-5200 | 41.6 |
DDR5-5000 | 40.0 |
DDR5-4800 | 38.4 |
DDR5-4000 | 32.0 |
DDR4-4266 | 34.1 |
DDR4-3600 | 28.8 |
DDR4-3200 | 25.6(当モデル) |
DDR4-2666 | 21.3 |
DDR4-2400 | 19.2 |
DDR4-2133 | 17 |
DDR4-1866 | 14.9 |
DDR4-1600 | 12.8 |
また、ストレージについては、SSDに最適化されたNVMeという規格のSSDを採用しており、データの読み込み・書き出しが高速に行えるという特徴があります。
ディスプレイの確認
mouse MousePro G4は、14.0型の「FHD:1920×1080(アスペクト比16:9)」の液晶を採用しています。オーソドックスなワイド液晶で、2Kや4K液晶には劣りますが汎用性の高い仕様となっています。
以下は、ディスプレイの詳細性能です。
- 映像美
- 4
- 応答速度
- 3
- コントラスト
- 4
- 視野角
- 4
- フリッカー
- 4
持ち運び性能(バッテリー駆動時間・重量)の確認
mouse MousePro G4は、重量が約1.08kgとかなり軽量なモデルで、バッテリー駆動時間についても約23.5時間と比較的長くなっています。また、SIMスロットの増設ができるなど、持ち運び性能は非常に高い仕様となっています。
公表値 | 約23時間30分 |
音楽再生 | 12時間30分 |
動画編集 | 3時間25分 |
※1. 音楽再生はMedia Playerでmp3ファイルを再生。
※2. 動画編集はpremire proでHD動画を再生。
接続規格の確認
接続規格には、以下の規格が備わっています。
- Thunderbolt4(Type-C)端子 × 1
- USB Type-A × 2
- MicroSDカードスロット× 1
- HDMI端子 × 1
- SIMスロット(オプション)
- ヘッドホン出力/マイク入力端子 × 1
- セキュリティスロット
MicroSDカードスロットが搭載されているので、直接写真や動画を取り込むことが可能です。。
また、コンパクトなノートパソコンで端子の数は多くありませんが、Thunderbolt4(Type-C)端子からType-A端子、MicroSD、HDMI、SIMまで一通り揃っているので問題はないでしょう。
BTOカスタマイズについて
以下がmouse MousePro G4のBTOカスタマイズです。
OS | Windows 11 Home | -2,640円 |
Windows 11 Pro | +0円 | |
メモリ | 8GB | +0円 |
16GB | +9,900円 | |
24GB | +16,500円 | |
32GB | +30,800円 | |
ストレージ | 512GB | +0円 |
1TB | +13,200円 | |
2TB | +27,500円 |
メモリやストレージについては増設が可能です。標準構成でも十分ですが、必要に応じて検討してみるのもありでしょう。
ゲーム性能について
ゲーミングパソコンの性能を図る2つの指標
一般的に、ゲーミングパソコンの性能を図る指標として、フレームレートとリフレッシュレートという2つの指標を使います。
ゲーミングパソコンの性能を図る2つの指標
- フレームレート(fps):グラフィックボード(GPU)性能に依存
- リフレッシュレート:ディスプレイ性能に依存
フレームレート(fps:frame per second)とは、「1秒間あたりに表示される画像(フレーム)数を表す単位」のことで、その能力は主にグラフィックボード(GPU)の性能に依存します。このフレームレート(fps)の数値が高ければ高いほど1秒間に表示できるフレームの数が多くなり、より滑らかな映像表現が可能になります。そのため、特に、eスポーツなどの分野では、フレームレート(fps)が高いほど相手の行動を正確に把握できたり、操作の遅延(レイテンシ)が少なくなるので、フレームレート(fps)の数値が重要視されます。
リフレッシュレートとは、「液晶が1秒間の間に画像を何回描画できるかを表す数値」で、ディスプレイの性能に依存します。リフレッシュレートが高いほどよりスムーズに映像などのグラフィックを映し出すことができます。
つまり、高フレームレートに対応するためには、液晶も高リフレッシュレートの液晶を使う必要があるということです。
mouse MousePro G4のゲーム性能
mouse MousePro G4のゲーム性能
- ゲーミング性能はそれほど高くないが低画質モードだと十分可能
フレームレートについて
以下は、主要な人気ゲームごとのフレームレートの推奨値とmouse MousePro G4のフレームレート値の一覧です。
フレームレート(fps) | ||
Apex Legends | 推奨 | 144fps |
mouse MousePro G4 | 50fps | |
Fortnite | 推奨 | 144fps |
mouse MousePro G4 | 52fps | |
FINAL FANTASY15 | 推奨 | 60fps |
mouse MousePro G4 | 53fps | |
GTA5 | 推奨 | 60fps |
mouse MousePro G4 | 36fps |
※1. フルHD、高画質で計測
※2. GeForce Experienceで計測
※3. 推奨値については快適にプレイできる数値で、公式公表値の必要スペックとは異なります
上記のフレームレートの値は、高画質でのプレイ状況で計測しています。そのため、カクツキなどがあり厳しい結果となっています。しかし実際は、低画質やパフォーマンスなどのモードでプレイする分には快適にできるので、MousePro G4でゲームをする場合にはしっかりとモード設定をする必要があります。
リフレッシュレートについて
mouse MousePro G4の液晶のリフレッシュレートは60Hzです。eスポーツやバトル系、シューティング系などFPSゲームでは、物足りない数値で高フレームレートを最大限活かすことができません。
そのため、ゲームなどをする時は高リフレッシュレートの外付けディスプレイを使用するのがおすすめです。
mouse MousePro G4 口コミ・評判
以下は、公式サイトに掲載されているmouse MousePro G4の口コミです。
3年前から同じモデルを使っていますので、違和感なく更新できました。
本当はWindows10版が欲しかったのですが、金額が高く設定されていたので、Win11モデルにしました。設定のカスタマイズがしづらくなったので、使いづらい。そこで、タスクバーやスタートメニューをWindows10風に変更出来るアプリを導入して使っています。
また、セキュリティーソフトは以前からマカフィー以外のアプリを使っているため、マカフィーがプリインストールされているモデルしか選択出来ないのも煩わしいです。マカフィーはすぐにアンインストールして、別のアプリを入れて使っています。
この2点がなかったら、満点の★5つにしたところです。
前に使っていたPCはCore i5でしたが、今回はCore i7モデルにしました。エクセルマクロで自動集計させるプログラムの処理時間が半分以下になって快適です。
MousePro G4-I7U01BK-A
ふっちーさん
鞄に入れても重さを感じません。顔認証で開始でき、動きも軽快でストレスを感じません。非常に満足しています。長く使えそうです。
MousePro G4-I7U01BK-A
まこっちゃんさん
mouseでの購入3回目になります。ハイスペックのPCがお手頃価格にて購入できることが最大の魅力です。今回は個人使用ですがmouseproの14型ノートパソコンを購入しました。軽さ、丈夫さ、バッテリーの長持ちさ等良、とても良い商品だと思います。
注文から4日ほどで到着したのも良かったです。
私の主な用途は仕事で使用するパワーポイント資料の作成、研修動画の簡単な編集、写真の編集などmicrosoft365を使っているので。officeソフトなしを選べることや、余計なアプリ入っていないため自由にカスタマイズできるところが気に入っています。
5年前に購入した14型ノートよりだいぶ軽くなっています。
様々な面で向上している点もいいですね。
今後も利用したいと思います。
mouseお勧めです
まとめ
この記事では、mouse MousePro G4についてスペックから価格、口コミ等について紹介してきました。
mouse MousePro G4は、持ち運び性能に優れたモバイルノートパソコンで特に以下のような方におすすめです。
mouse MousePro G4はこんな方におすすめ
- タブレット使いのできる高性能ノートパソコンを探しているユーザー
- ipad proの代わりになる2in1PCを探しているユーザー
- Webデザイナー
- Webライター
- 動画編集者
- 副業用PCを探しているユーザー など
用途・目的別のおすすめノートパソコンの紹介
用途や目的にあったおすすめのノートパソコンや選び方のポイントを知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。
Q&A
BTOパソコンとは?
BTOとは、「Build To Order」の略称で、受注生産方式のをパソコンを意味しています。BTOでは、CPUやグラフィックボードの変更、メモリの増設などのニーズに応じたカスタマイズが可能で、現在多くのPCメーカーがこのBTO方式を採用しています。
モバイルワークステーションとは?
高解像度動画の編集やCAD図面の設計、CG制作、科学技術計算など、高度な演算能力・画像処理能力が要求される処理を行うための高性能な装置を搭載したノートPCのこと。高性能なCPUだけでなく、画像処理などの演算を行う高性能なGPU(グラフィックボード)が搭載されている点が特徴です。
PassMarkとは?
PassMarkとは、オーストラリアのPassMark Software社が提供するベンチマークを測定するためのソフトウェア及びサービスです。
ベンチマークの算出方法は?
CPU性能に関わる以下の項目のテスト結果を平均して算出しています。
- 整数の演算処理速度を図るテスト
- 並列データ圧縮速度を図るテスト
- 1秒間にいくつの素数を見つけることができるかを図るテスト
- 暗号化の処理速度を図るテスト
- 浮動小数点数の演算処理速度を図る速度
- 拡張命令によりどのくらい演算処理速度を改善しているかを図るテスト
- ソートアルゴリズムによりCPUが文字列をソートするのにかかる時間を図るテスト
- CPUが物理的な相互作用にかかる時間を図るテスト
- ひとつのCPUコアのみの処理速度を図るテスト
- 整数、浮動小数点、素数、ソートについてのテストスコアの複合平均値
GeForce Experienceとは?
GeForce Experienceと、NVIDIAが提供するGeForceユーザー向けのゲーム管理・設定ソフトです。
GeForce Experienceを使うと、ゲームの最適化や、映像の調整、ビデオの撮影・配信、フレームレートの計測などの様々な機能を簡単に使うことができます。。
MousePro G4-I7U01BK-A
no nameさん