この記事を読むと分かること
- Dospara THIRDWAVE DX-R3のスペック・価格・評判
- Dospara THIRDWAVE DX-R3は、他のノートパソコンと比較してどのような優位性・弱点があるのか?
- Dospara THIRDWAVE DX-R3はどんな人におすすめのノートパソコンなのか?
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3は、Dospara(ドスパラ)が販売している10万円以下で購入可能なエントリーノートパソコンです。
以下では、Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3の詳細なレビューを紹介しているので、購入を考えている方はぜひ検討材料にしてください。
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3ってどんなパソコン?(スペック・価格)
THIRDWAVE DX-R3はドスパラの高コストパフォーマンスモデルで10万円以下と安価で購入できるのが特徴です。CPUにCore i3と性能は標準的ですが、「Core i3 1315U」は第13世代のハイブリッドアーキテクチャと呼ばれる構造を採用しており、以前のcore i5グレードと遜色ない性能で様々な作業で十分快適に利用することができます。
スペック例 | |
商品名 | THIRDWAVE DX-R3 |
参考価格(税込み) | 8万円台〜 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i3 1315U |
グラフィックス | Intel UHD Graphics |
メモリー | 16GB |
システムストレージ | 500GB |
ディスプレイ | 15.6型 |
バッテリー駆動時間 | 約 6.0時間 |
WEBカメラ | 92万画素 |
質量 | 約 1.85kg |
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3 性能の確認と比較
CPU性能の確認
以下の表は、Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3に搭載されている「Core i3 1315U」と他の人気・売れ筋モデルに搭載されているCPUとの性能比較です。
※1. ベンチマーク値は単純に数値が高ければ高いほど高性能であることを表しています。
※2. 型番をクリックすると各CPUの詳細スペックを確認できます。
※3. 用途アイコンにマウスを合わせる、または、タッチすると用途アイコンの説明を確認できます。
2023最新 | CPU性能(ベンチマーク) | おすすめの用途 |
Core i9-12900HK | 28,917 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-12800H | 24,597 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-1260P | 17,085 | 4K2CVDDSOF |
Core i5-12600H | 22,704 | VRCa動デOf |
Core i5-1235U | 13,635 | 2CVDDSOF |
Core i3-1315U | 13,575(当モデル) | VDDSOF |
Core i3-1215U | 11,664 | VDDSOF |
Celeron N4020 | 1,572 | Of |
Ryzen 9 6900HX | 24,890 | 3D4K2CVDDSOF |
Ryzen 7 5800H | 21,306 | 3D4K2CVDDSOF |
Ryzen 7 4800H | 18,737 | 3D4K2CVDDSOF |
Ryzen 5 7530U | 16,500 | 2CVDDSOF |
Ryzen 5 5560U | 15,187 | 2CVDDSOF |
Ryzen 5 5500U | 13,157 | 2CVDDSOF |
Ryzen 3 5425U | 11,497 | VDDSOF |
Ryzen 3 5300U | 9,971 | DSOF |
AMD 3020e | 2,443 | Of |
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3に搭載されている「Core i3 1315U」は、インテルのエントリーグレードのCPUです。ベンチマーク性能を見ると、「Core i3 1315U」はミドルグレードの「Core i5 1235U」と同程度の性能があることがわかります。
そのため、簡単な動画編集やデザイン作業など負荷の高い作業も十分にこなすことが可能です。
ハイブリッドアーキテクチャ
第12世代以降のCPUでは大きなモデルチェンジがあり、第11世代以前と比べてコア構成が大きく変わっています。第11世代以前までは、同性能のコアを複数のせることでCPU設計を行っていましたが、第12世代以降では省電力で効率性を重視した「Eコア」とパフォーマンスを重視した「Pコア」を適切に配分したハイブリッドアーキテクチャを採用することで、より省電力化に優れたCPU設計を行っている点も大きな特徴です。
グラフィックボード性能の確認
以下の表は、Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3のCPUに内蔵されている「Intel UHD Graphics」と他の人気・売れ筋モデルに搭載されているグラフィックボードとの性能比較です。
※1. ベンチマーク値は単純に数値が高ければ高いほど高性能であることを表しています。
※2. 型番をクリックすると各CPUの詳細スペックを確認できます。
※3. 用途アイコンにマウスを合わせる、または、タッチすると用途アイコンの説明を確認できます。
グラフィックス性能 | おすすめの用途 | |
GeForce RTX3080Ti | 20,421 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3080 | 16,681 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3070Ti | 18,413 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3070 | 15,473 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3060 | 13,183 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3050Ti | 9,983 | 4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3050 | 9,251 | 4K2CVDDSOF |
GeForce GTX1650 | 6,969 | 2CVDDSOF |
GeForce GTX1060 | 8,161 | 4K2CVDDSOF |
NVIDIA RTX A3000 | 12,704 | 3D4K2CVDDSOF |
NVIDIA RTX A2000 | 10,156 | 4K2CVDDSOF |
Intel Iris Xe Graphics | 2,709 | VDDSOF |
Intel UHD Graphics | 1,495(当モデル) | OF |
Radeon Graphics | 2,120 | VDDSOF |
THIRDWAVE DX-R3は、グラフィックボードを搭載しておらず、CPUに「Intel UHD Graphics」と呼ばれるGPUが内蔵されています。CPU内蔵型のGPUのため、グラフィックス処理能力については、グラフィックボード搭載モデルと比べると劣ります。
そのため、最新のゲームや本格的なクリエイティブ作業などが目的の場合は、「GALLERIA RL7C-R46-C5N」のようなクリエイター向けモデルを選ぶことがおすすめです。
用途別推奨ベンチマークスコア
- 12,000~ VR・CG制作、3D動画編集、機械学習(AI)、マイニング等
- 10,000~ 4K動画編集、エンコード等
- 5,000~ 2DCAD(AutoCAD、JWCAD)等
- 2,000~ 動画編集、エンコード(Adobe PremirePro)、デザイン(Adobe Photoshop、Illustrator)等
- ~2,000 office(Excel、Word)等
メモリ・ストレージ性能の確認
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3では、標準構成でメインメモリ(RAM)に16GBのメモリ、ストレージには500GBのSSDを搭載しています。メモリやストレージについてはBTOカスタマイズで増設することも可能なので必要に応じて検討してみましょう。
以下は、Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3に搭載されているメモリの規格です。転送速度に関しては、ミドルグレードの規格で、日常使いには問題ありませんが、エンコードやレンダリングなどの作業では少し時間がかかる印象です。
規格 | 転送速度(GB/s) |
DDR5-5600 | 44.8 |
DDR5-5200 | 41.6 |
DDR5-5000 | 40.0 |
DDR5-4800 | 38.4 |
DDR5-4000 | 32.0 |
DDR4-4266 | 34.1 |
DDR4-3600 | 28.8 |
DDR4-3200 | 25.6(当モデル) |
DDR4-2666 | 21.3 |
DDR4-2400 | 19.2 |
DDR4-2133 | 17 |
DDR4-1866 | 14.9 |
DDR4-1600 | 12.8 |
ディスプレイの確認
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3は、「1,920×1,200」のWUXGA液晶を採用しています。FHDと比べて縦に画面が広いため作業がし易いという特徴があります。
以下は、ディスプレイの詳細性能です。
- 映像美
- 4
- 応答速度
- 3
- コントラスト
- 4
- 視野角
- 4
- フリッカー
- 4
持ち運び性能(バッテリー駆動時間・重量)の確認
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3は、重量が約1.85kgと平均的です。また、バッテリー駆動時間についても平均的です。
公表値 | 約6時間00分 |
音楽再生 | 4時間15分 |
動画編集 | 2時間30分 |
※1. 音楽再生はMedia Playerでmp3ファイルを再生。
※2. 動画編集はpremire proでHD動画を再生。
接続規格の確認
接続規格には、以下の規格が備わっています。
- Thunderbolt4(Type-C)端子 × 1
- USB Type-A × 2
- USB Type-C × 1
- MicroSDカードスロット× 1
- LAN端子 × 1
- HDMI端子 × 1
- ヘッドホン出力/マイク入力端子 × 1
- セキュリティスロット
MicroSDカードスロットが搭載されているので、直接写真や動画を取り込むことが可能です。
BTOカスタマイズについて
以下がDospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3のBTOカスタマイズです。
OS | Windows 11 Home | +0円 |
Windows 11 Pro | +9,000円 | |
Office | Microsoft Office Personal | +22,000円 |
Microsoft Office Home and Business | +29,000円 | |
メモリ | 16GB | +0円 |
32GB | +13,000円 | |
64GB | +29,500円 | |
ストレージ | 500GB | +0円 |
1TB | +5,000円 | |
2TB | +12,900円 |
ドスパラでは、メモリ、ストレージなど様々なカスタマイズが比較的低価格で可能であることも特徴の一つです。
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3 口コミ・評判
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3については、比較的新しいモデルのため口コミがまだ投稿されていません。
最新情報は以下でご確認ください。
まとめ
この記事では、Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3についてスペックから価格、口コミ等について紹介してきました。
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3は、日常使いにおすすめのエントリーモデルのノートパソコンです。資料作成や日常利用には十分すぎる性能なので、購入費用を抑えたいという方には特におすすめのモデルです。
Dospara(ドスパラ) THIRDWAVE DX-R3はこんな方におすすめ
- 10万円以下で買えるノートパソコンを探しているユーザー
- 資料作りやメールなどの用途がメインのビジネスマン
- 動画視聴用のノートパソコンを探しているユーザー
- 簡単な動画編集やデザイン程度の作業ができれば十分なユーザー
- 大学生・専門学生
- 副業用PCを探しているユーザー など
用途・目的別のおすすめノートパソコンの紹介
用途や目的にあったおすすめのノートパソコンや選び方のポイントを知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。
Q&A
BTOパソコンとは?
BTOとは、「Build To Order」の略称で、受注生産方式のをパソコンを意味しています。BTOでは、CPUやグラフィックボードの変更、メモリの増設などのニーズに応じたカスタマイズが可能で、現在多くのPCメーカーがこのBTO方式を採用しています。
モバイルワークステーションとは?
高解像度動画の編集やCAD図面の設計、CG制作、科学技術計算など、高度な演算能力・画像処理能力が要求される処理を行うための高性能な装置を搭載したノートPCのこと。高性能なCPUだけでなく、画像処理などの演算を行う高性能なGPU(グラフィックボード)が搭載されている点が特徴です。
PassMarkとは?
PassMarkとは、オーストラリアのPassMark Software社が提供するベンチマークを測定するためのソフトウェア及びサービスです。
ベンチマークの算出方法は?
CPU性能に関わる以下の項目のテスト結果を平均して算出しています。
- 整数の演算処理速度を図るテスト
- 並列データ圧縮速度を図るテスト
- 1秒間にいくつの素数を見つけることができるかを図るテスト
- 暗号化の処理速度を図るテスト
- 浮動小数点数の演算処理速度を図る速度
- 拡張命令によりどのくらい演算処理速度を改善しているかを図るテスト
- ソートアルゴリズムによりCPUが文字列をソートするのにかかる時間を図るテスト
- CPUが物理的な相互作用にかかる時間を図るテスト
- ひとつのCPUコアのみの処理速度を図るテスト
- 整数、浮動小数点、素数、ソートについてのテストスコアの複合平均値
GeForce Experienceとは?
GeForce Experienceと、NVIDIAが提供するGeForceユーザー向けのゲーム管理・設定ソフトです。
GeForce Experienceを使うと、ゲームの最適化や、映像の調整、ビデオの撮影・配信、フレームレートの計測などの様々な機能を簡単に使うことができます。
フレームレートの計測環境について
ノートパソコンのフレームレートについては、CPU構成の異なるノートパソコンに対して、グラフィックボード毎に平均値を算出しています。そのため、レビューモデルとCPU構成が異なる場合があるので、あくまで参考値として利用するようにしてください。
また、各ゲームの計測時の環境については以下のようになります。
- パルワールド:フルHDで平均値及び最低値を計測。
- サイバーパンク2077:フルHDで平均値及び最低値を計測。
- フォートナイト:フルHDで平均値及び最低値を計測。
- 原神:フルHD・60fpsで平均値及び最低値を計測。
- VRChat:フルHD・4KでFHD平均値及び4K平均値を計測。