この記事を読むと分かること
- Loupedeck Live(S)って何?
- Loupedeck Live(S)を使うと具体的にどんなことができるの?
- Loupedeck Live(S)の評判や口コミはどうなってるの?
この記事では、上記のような質問に答える形でLoupedeck Live(S)(ループデックデック ライブ)を使うとどのようことができるのかや実際の評判、口コミまでを紹介しています。
Loupedeck Live(S)とは?
Loupedeck Live(S)とは、ヨーロッパ発のクリエイティブ作業をサポートする左手用ツールです。マウスやキーボートと同様の入出力インターフェースのひとつで、写真・動画の編集やデザイン作業、オーディオエンジニアリングなどの用途でよく利用されているツールで使いこなせばかなりの作業効率の改善を図ることが可能です。
Loupedeck Live | Loupedeck Live S | |
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参考価格 | 39,600円(税込) | 29,700円(税込) |
対応OS | Mac、Windows | Mac、Windows |
サイズ | 50 x 50 x 28 cm | 15 x 8.5 x 3 cm |
重量 | 230 g | 170 g |
タッチボタン | 12 | 15 |
ダイアル | 6 | 2 |
物理ボタン | 8 | 4 |
Loupedeck Live(S)の機能
Loupedeck Liveには、通常版と小型版がありここでは、通常版のLoupedeck Liveを例に具体的にどのようなことができるのか説明していきます。
Loupedeck Liveでできること
- よく使うアプリやアクションをタッチスクリーンボタンに登録可能
- アナログダイヤルで音量調整や拡大/縮小が簡単にできる
- 使用頻度の高いアクションやマクロを物理ボタンに登録可能
ひとつずつ見ていきましょう。
よく使うアプリや機能をタッチスクリーンボタンに登録可能
上記画像の赤枠で囲まれている部分がタッチスクリーンです。スマートフォンと同じようにこのタッチスクリーン内にアプリやアクションを登録することが可能で、実際にタッチすることで、スピーディなアプリの起動やアクションの実行をすることが可能です。
通常版であるLoupedeck Liveでは画面内に最大12個、小型版であるLoupedeck Live Sでは画面内に最大15個のタッチボタンを配置可能です。また、タッチスクリーンについては横スワイプが可能で、画面数を増やせばボタンはいくつでも登録可能となっています。
アナログダイヤルで音量調整や拡大/縮小が簡単にできる
ピンクの枠で囲まれている部分がアナログダイアルです。このアナログダイアルには、音量の調整やコンテンツの拡大/縮小、画面のスクロール、オーディオミキサーの調整、カラーバランスの調整など様々な機能を設定可能です。
あらかじめ登録してくことで、特に動画の編集やデザイン作業、ライブ配信などを非常に効率的に進めることが可能です。
また、実際の回し心地も非常にスムーズで細かな調整なども素早く行うことができます。
使用頻度の高いアクションやマクロを物理ボタンに登録可能
黄色の枠で囲まれている部分が物理ボタンです。タッチボタンと比べて視覚情報がないので、使用頻度の高い単純な操作を割り当てておくことがおすすめです。
Loupedeck Live(S)の設定方法
①専用ソフトウェアのダウンロードページからLoupedeckソフトウェアをダウンロードします。
②ダウンロードが完了すると、専用の設定用ソフトウェアが起動するので、各ボタンやダイアルにショートカットを割り当てていきます。
直感的に操作ができるので初めてでも問題なく設定できます。
専用マーケットプレイスで世界のトップクリエイターが作ったアイコンやショートカットテンプレートを利用可能
Loupedeckソフトウェアをダウンロードするとマーケットプレイスにアクセスすることができます。ここでは、トップクリエイターが実際に使用している設定やアイコン、プラグインなどが公開されており、好みのものを利用することができます。
Loupedeck Live(S)の評判・口コミ
Loupedeck Live(S)の評判・口コミについては、Amazon利用者のレビューを引用して紹介しています。
値段に躊躇してたけど
もっと早く買えばよかった。

とても便利です
たろぽんさん
Stream deckと迷いましたが、コンパクトさとダイヤルボタンに惹かれてこちらを選びました。
ソフトウェアは日本語翻訳が半分くらいしかされておらず、少し解り辛いですが、慣れてしまえば問題ありません。
アイコンなどは少ないですが、フリー素材などから自分で簡単に作れてしまうので気にはなりません。
プラグインを探すのは英語ですが、google翻訳などを駆使して何とか使えています。
ちょっと苦労してもカスタマイズするのが好きな方におすすめ。
プラグインが増えてもっと便利に使えることを期待しています。

人を選ぶかもですが、使えれば融通のきく最高の左手デバイス。
usadii3さん
Elgato Stream Deck MK.2とついでに初代TourBoxの2つのデバイスから、これ一台に変更しました。足は別途ノートパソコン用の高さ2段階調節可能な貼り付けるものを使ってます(こうすると上方向から押しやすい)。
主にZoomやGoogle Meetの補助とDaVinci Resolveでの利用を想定していましたが、TourBoxは基本的にbノールックで使うため使い方を覚える必要があり「たまにちょいと」というのには向いてなかった。どちらかというとペンと液タブと組み合わせて使う方がいいデバイスという感じ。あと・・・見た目が・・・(苦笑)
Elgato Stream Deck MK.2は機能自体はすごく良かったんですが、やはりボタンしかないのがネックで動画編集での利用は限定的にならざるを得ない。それと、角度(実はこちらの方が個人的には深刻)。基本角度固定なので、ベタおきしたいとか電卓ぐらいの角度でいいのに、とかには対応出来ないのが個人的には結構不満だった。上方向から押せないのでキーボードの横において左手デバイスっていうよりモニターの前においてボタンでなにかさせる、切り替える、の様な感じで左手デバイスっていうよりマクロボタンな感じ(なのでStreamDeckとTourBoxの2つを使ってた)。
そこで、これです。一つ上のLoupedeck Liveも検討したんですが、例えばダイヤルを使うDaVinciResolveではカット編集だけだとダイヤルは2つあればなんとかなるのと、ページやワークスペース変更で対処できそうだな、ってのが理由でLive sの方を選びました。おかげでこれ一つでちゃんと左手デバイス、です。
「わかりにくい」とか「Stream Deckと比べてできることが少ない」なんて声が多いですが、個人的には特にそんな感想はないです。確かにCPU使用率とかそいういうのはないですし、アイコンなども少ないですが、そんなのは本来の使い方じゃ無いしどーでもいい、本来のマクロボタンとしてできることが少ないなんてことはない、です。
プロファイル(メインとアプリケーションごと)→ それぞれのプロファイルごとに4つ以上のページ作成 → それぞれのプロファイルごとに4つ以上のワークスペース作成
を作って、自由自在にボタンなどに割り当てられるのと、ダイヤル(ボタンにもなる)が2つあるので、自由度はこちらの方が高いです。ただし自身でいろいろと工夫する必要があります。Live SにはLiveにはデフォルトであるテンキーがないので、自分で使いやすいように設定し使ってます。

Netflixにとっては良くない
TOSH758Wさん
使い始めて10日ほど。マック使用。
Webページやアプリの立ち上げから始めてます。
次にショートカットの登録を加えました。
次にツマミに音量やWebページのスクロールなどをあてがいました。
段々にレベルアップ、使い方の工夫が進みそうです。
当初はプロファイルやワークスペース、ページなどの概念がつかめず混乱しました。
これが分かってくると15ボタン×14ページだけでない無限の使い方が掴めて来ると思いました。
様々なショートカットやマクロを組み合わせてものすごい使い方も出来ることがYOUTUBERさん
はじめ色々な方が紹介されてますので(どこまでできるかわかりませんが)ワクワクする商品です。
上手く使う工夫は「作り込み過ぎないこと」も大事だと思います。
多分メンテナンスでギブってしまうと思います。
今まで知らなかったショートカットやマクロを勉強する機会にもなっていてPCの事をもっと勉強しない
といけないな、と感じてます。
次第に6つのツマミが使えるLIVEや、ホイールが魅力的なCTも欲しくなってしまうかもしれません。
はたまたDAVINCI RESOLVEのblack MAGIC DESIGNが出しているキーボードが欲しくなってしまうかも
しれません。
いやいやここはせっかく買ったLIVE S と付き合っていかないと・・・。
とかとか。楽しい毎日を送らせてもらってます。

設定は頑張ろう
Firstyさん
使いたい機能(ショートカットなど)を自分好みに配置できるので作業の時短に役立っています
複数キーの組み合わせだけでなくアプリやウェブパージへダイレクトにジャンプなどもできます
複数の作業をタッチボタンに1つずつ割り当てて右手でマウスを操作しながら左手でタッチしていく、などキーボードレスの作業も出来る(シチュエーションによる)
ダイヤルは矢印やスクロール操作の代わりにもなる
著名なソフトはプリセットの用意はあるが、それ以外の設定は自身で行うので最初のセッティングは試行錯誤に時間がかかります
まとめ
この記事では、Loupedeckについて、どのようなことができるのかから仕様の詳細、利用者の評判・口コミ等を紹介してきました。
Loupedeckは、簡単にいうと、今までキーボートとマウスを使ってしていた作業を、キーボートとマウスとLoupedeckを使って作業するようになるということです。特に動画編集者やデザイナーにとっては、初期設定さえしっかりと行えば、Loupedeckなしでは仕事ができないと思えるほど便利なインターフェースです。
記事だけで分からなけらばいろいろな人がYoutubeでも紹介しているのそちら参考に検討してみて下さい。
もっと早く買えばよかった
ドスパラraytrekさん