この記事を読むと分かること
- mouse G-Tune FZ-I7のスペック・価格・評判
- mouse G-Tune FZ-I7は、他のノートパソコンと比較してどのような優位性・弱点があるのか?
- mouse G-Tune FZ-I7はどんな人におすすめのノートパソコンなのか?
mouse G-Tune FZ-I7は、mouseのハイクラスゲーミングパソコンです。
以下では、mouse G-Tune FZ-I7の詳細なレビューを紹介しているので、購入を考えている方はぜひ検討材料にしてください。
mouse G-Tune FZ-I7ってどんなパソコン?(スペック・価格)
mouseのハイクラスゲーミングPC
特徴
- Intel第13世代Corei7 CPUを搭載
- グラフィックボードには高性能GeForce4070/4070Tiを採用
- ニーズに合わせた豊富なカスタマイズが可能
mouse G-Tune FZ-I7は、CPUにインテルCorei7-13700KF、グラフィックボードにGeForce RTX 4070(上位モデルはGeForce RTX 4070Ti)を備えたハイクラスのゲーミングパソコンで、ほとんどすべてのゲームにおいて十二分に高パフォーマンスを発揮することができます。
また、ゲームだけなく、画像生成AIや3Dモデリングなど高い処理能力が求められる作業も快適にこなすことができます。
注意点は、ディスプレイやマウス、ヘッドホン、キーボードなどについては別売りになっているため併せて購入する必要があるという点です。コストを抑えたいという方は、ゲーミングノートパソコンやセットモデルを購入することがおすすめです。
>>モニター、キーボート、マウス、ヘッドホンのセットモデルはこちら
スペック例 | |
商品名 | mouse G-Tune FZ-I7 |
参考価格(税込み) | ¥339,900 |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-13700KF |
グラフィックス | GeForce RTX4070 |
メモリー | 32GB |
システムストレージ | 1TB (NVMe Gen4×4) |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
mouse G-Tune FZ-I7 性能の確認と比較
CPU性能の確認
以下の表は、mouse G-Tune FZ-I7に搭載されている「Core i7-13700KF」と他の人気・売れ筋モデルに搭載されているCPUとの性能比較です。
※1. ベンチマーク値は単純に数値が高ければ高いほど高性能であることを表しています。
※2. 型番をクリックすると各CPUの詳細スペックを確認できます。
※3. 用途アイコンにマウスを合わせる、または、タッチすると用途アイコンの説明を確認できます。
2023最新 | CPU性能 | おすすめの用途 |
Xeon w5-2455X | 38,773 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i9-13900KF | 59,801 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i9-12900KF | 41,469 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-13700KF | 46,450(当モデル) | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-12700KF | 34,517 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i7-11700K | 24,660 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i5-13400F | 25,585 | 3D4K2CVDDSOF |
Core i5-12400F | 19,740 | 4K2CVDDSOF |
Core i3-12100T | 12,753 | 2CVDDSOF |
Celeron G6900 | 4,464 | OF |
Ryzen 9 7900X | 52,101 | 3D4K2CVDDSOF |
Ryzen 7 7700X | 36,476 | 3D4K2CVDDSOF |
Ryzen 5 5600G | 19,848 | 4K2CVDDSOF |
Ryzen 5 4500 | 16,154 | 4K2CVDDSOF |
Ryzen 3 4300G | 11,028 | VDDSOF |
mouse G-Tune FZ-I7に搭載されている「Core i7-13700KF」はインテル第13世代のCore i7グレードのCPUのです。Passmarkの公表しているベンチマーク値は、46,450と他のCPUと比較しても非常に高性能であることが分かります。
ゲームから複雑な作業まで十分に対応できるCPUとなっています。
インテル第12世代以降のコア構成について
第12世代以降のCPUでは大きなモデルチェンジがあり、第11世代以前と比べてコア構成が大きく変わっています。第11世代以前までは、同性能のコアを複数のせることでCPU設計を行っていましたが、第12世代以降では省電力で効率性を重視した「Eコア」とパフォーマンスを重視した「Pコア」を適切に配分することで、より省電力化に優れたCPU設計を行っている点も大きな特徴です。
グラフィックボード性能の確認
以下の表は、mouse G-Tune FZ-I7に搭載されている「GeForce RTX 4070」(上位モデルは「GeForce RTX 4070Ti」)と他の人気・売れ筋モデルに搭載されているグラフィックボードとの性能比較です。
※1. ベンチマーク値は単純に数値が高ければ高いほど高性能であることを表しています。
※2. 型番をクリックすると各CPUの詳細スペックを確認できます。
※3. 用途アイコンにマウスを合わせる、または、タッチすると用途アイコンの説明を確認できます。
グラフィックス性能 | おすすめの用途 | |
GeForce RTX4090 | 39,262 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX4080 | 35,311 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX4070Ti | 31,649(上位モデル) | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX4070 | 26,815(標準モデル) | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX4060Ti | 22,544 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX4060 | 22,222 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3080 | 25,358 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3070 | 22,425 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce RTX3060 | 17,146 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce GTX1660 SUPER | 12,784 | 4K2CVDDSOF |
GeForce GTX1070 | 13,534 | 3D4K2CVDDSOF |
GeForce GTX1060 | 10,069 | 4K2CVDDSOF |
Radeon RX6800M | 21,735 | 3D4K2CVDDSOF |
Radeon RX6700M | 19,042 | 3D4K2CVDDSOF |
Radeon RX6600M | 14,899 | 3D4K2CVDDSOF |
Radeon RX5600M | 11,288 | 4K2CVDDSOF |
「GeForce RTX 40」シリーズは、DirectXと呼ばれるゲームグラフィックス処理のAPIに最適化されたグラフィックボードで、「GeForce RTX 4070」はミドルグレードよりも少し上のグラフィックボードです。ベンチマーク値は25,000を超えており、また、「GeForce RTX 4070Ti」については30,00をこえています。他のグラフィックボードと比較しても十分に高性能であることが分かります。
また、NVIDIAには、専用の「NVIDIA Studio」というグラフィックボードをクリエイター向けに最適化できるドライバが用意されており、「NVIDIA Studio」をダウンロードしてインストールすることで、よりクリエイティブな作業に適したPC環境を構築することができます。
GeForce Experienceというソフトを使えばボタンひとつで切り替えができるため、ゲームをする時は「GeForce Game Readyドライバ」、クリエイティブな制作などの作業を行うときは「NVIDIA Studioドライバ」というように切り替えて使えば、様々な用途でストレスなく快適にパソコンを使うことができます。
用途別推奨ベンチマークスコア
- 12,000~ VR・CG制作、3D動画編集、機械学習(AI)、マイニング等
- 10,000~ FPSゲーム、4K動画編集・エンコード、等
- 5,000~ 2DCAD(AutoCAD、JWCAD)等
- 2,000~ 動画編集、エンコード(Adobe PremirePro)、デザイン(Adobe Photoshop、Illustrator)等
- ~2,000 Office(Excel、Word)等
メモリ・ストレージ性能の確認
mouse G-Tune FZ-I7では、標準構成でメインメモリ(RAM)に32GBのメモリ、ストレージには1TBのSSDを搭載しています。メモリ、ストレージともに他のゲーミングパソコンと比べても十分な容量です。
以下は、mouse G-Tune FZ-I7に搭載されているメモリの規格です。転送速度に関しては、上位の規格で、動画の書き出し(エンコード)作業なども比較的にスムーズに行えます。
規格 | 転送速度(GB/s) |
DDR5-5600 | 44.8 |
DDR5-5200 | 41.6 |
DDR5-5000 | 40.0 |
DDR5-4800 | 38.4(当モデル) |
DDR5-4000 | 32.0 |
DDR4-4266 | 34.1 |
DDR4-3600 | 28.8 |
DDR4-3200 | 25.6 |
DDR4-2666 | 21.3 |
DDR4-2400 | 19.2 |
DDR4-2133 | 17 |
DDR4-1866 | 14.9 |
DDR4-1600 | 12.8 |
また、ストレージについては、SSDに最適化されたNVMeという規格のSSDを採用しており、データの読み込み・書き出しが高速に行えるという特徴があります。
接続規格の確認

接続規格には、以下の規格が備わっています。
- DisplayPort端子 × 3
- HDMI端子 × 1
- USB Type-A2.0 × 4
- USB Type-A3.0 × 6
- USB Type-C 3.2× 1
- DVDスーパーマルチドライブ× 1
- LAN端子 × 1
- ヘッドホン出力/マイク入力端子 × 2
- リアスピーカー × 1
- センター・サブウーファー × 1
ゲーミング用途だけでなく、クリエイティブ作業などの用途でも十分通用する豊富な端子を揃えています。また、スロットイン方式の光学ドライブを有しており使い勝手も非常に良いです。
また、PCの背面だけでなく前面の上部に傾斜をつけたインターフェースの設置面を設けることで、わざわざ背面にケーブルをまわすことなくディスプレイやVRヘッドセットなどを接続できるため、PCを机の下などにおいて使う場合でも効率的にセッティングを行うことが可能です。
BTOカスタマイズについて
以下がmouse G-Tune FZ-I7のBTOカスタマイズです。
OS | Windows 11 Home | +0円 |
Windows 11 Pro | +8,800円 | |
CPU | Core i9-13900KF | +35,200円 |
メモリ | 64GB | +28,600円 |
128GB | +81,400円 | |
ストレージ | 2TB | +25,300円 |
4TB | +89,100円 | |
ケース | 強化ガラス仕様 | +4,400円 |
カラー強化ガラス仕様 | +7,700円 |
メモリやストレージについては増設が可能です。標準構成でも十分ですが、必要に応じて検討してみるのもありでしょう。
また、サイドパネルの強化ガラスへの変更についてもカスタマイズが可能です。強化ガラスに変えることで見た目的に一気におしゃれになるのでmouse G-Tune FZ-I7の購入を検討しているのであればぜひやっておきたいカスタマイズのひとつですね。
mouse G-Tune FZ-I7のゲーム性能について
mouse G-Tune FZ-I7のゲーム性能
mouse G-Tune FZ-I7のゲーム性能
- バトル・シューティング等のFPS、ロールプレイングまであらゆるゲームが可能
フレームレートについて
以下は、主要な人気ゲームごとのフレームレートの推奨値とmouse G-Tune FZ-I7のフレームレート値の一覧です。
フレームレート(fps) | ||
Apex Legends | 推奨 | 144fps |
mouse G-Tune FZ-I7 | 243fps | |
Fortnite | 推奨 | 144fps |
mouse G-Tune FZ-I7 | 242fps | |
FINAL FANTASY15 | 推奨 | 60fps |
mouse G-Tune FZ-I7 | 231fps |
※1. フルHD、高画質で計測
※2. GeForce Experienceで計測
※3. 推奨値については快適にプレイできる数値で、公式公表値の必要スペックとは異なります
mouse G-Tune FZ-I7のフレームレート値を見ると、どのようなゲームでも十分なフレームレートの値であることが分かります。
リフレッシュレートについて
リフレッシュレートについては、別売りのディスプレイ性能に依存します。そのため、ディスプレイを購入する際は、mouse G-Tune FZ-I7のポテンシャルをしっかりと発揮できるように、165Hzや240Hzといった高リフレッシュレートのディスプレイを選ぶようにしましょう。
>>フレームレートやリフレッシュレートって何?という方は記事下部のQ&Aコーナーを参考にしてください。
mouse G-Tune FZ-I7 口コミ・評判
以下は、公式サイトに掲載されているmouse G-Tune FZ-I7の口コミです。
起動が早く、端子の数や位置も使いやすいため、非常に満足しています。ファンの音も以前使用していたものよりも静かで、排熱の心配も減りました。カスタマイズしたのに配送も早く、価格も保証の安心込でも安く買ってよかったと大満足しています。

mouse G-Tune FZ-I7G70
Mag6さん
到着まで迅速な対応でデザインもよく満足している。

mouse G-Tune FZ-I7G70
カムイさん
値段が値段なので思い切った買い物だが買って良かったpcでした!
まとめ
この記事では、mouse G-Tune FZ-I7についてスペックから価格、口コミ等について紹介してきました。
mouse G-Tune FZ-I7は、mouseのハイクラスゲーミングパソコンの位置づけで、ゲームからクリエイティブ作業までオールマイティにこなせるモデルです。その分、値段も張りますが多くの口コミにもあるように評判の良いゲーミングパソコンです。高い買い物をして後悔したくないという方には特におすすめのモデルとなっています。
mouse G-Tune FZ-I7はこんな方におすすめ
- ゲームユーザー
- 動画編集者・動画配信者
- デザイナー(3DCG含む)
- その他高性能なデスクトップパソコンを探しているユーザー
Q&A
BTOパソコンとは?
BTOとは、「Build To Order」の略称で、受注生産方式のをパソコンを意味しています。BTOでは、CPUやグラフィックボードの変更、メモリの増設などのニーズに応じたカスタマイズが可能で、現在多くのPCメーカーがこのBTO方式を採用しています。
ゲーミングパソコンのゲームを性能を図る指標とは?
一般的に、ゲーミングパソコンの性能を図る指標として、フレームレートとリフレッシュレートという2つの指標を使います。
- フレームレート(fps):グラフィックボード(GPU)性能に依存
- リフレッシュレート:ディスプレイ性能に依存
フレームレート(fps:frame per second)とは、「1秒間あたりに表示される画像(フレーム)数を表す単位」のことで、その能力は主にグラフィックボード(GPU)の性能に依存します。このフレームレート(fps)の数値が高ければ高いほど1秒間に表示できるフレームの数が多くなり、より滑らかな映像表現が可能になります。そのため、特に、eスポーツなどの分野では、フレームレート(fps)が高いほど相手の行動を正確に把握できたり、操作の遅延(レイテンシ)が少なくなるので、フレームレート(fps)の数値が重要視されます。
リフレッシュレートとは、「液晶が1秒間の間に画像を何回描画できるかを表す数値」で、ディスプレイの性能に依存します。リフレッシュレートが高いほどよりスムーズに映像などのグラフィックを映し出すことができます。
つまり、高フレームレートに対応するためには、液晶も高リフレッシュレートの液晶を使う必要があるということです。
PassMarkとは?
PassMarkとは、オーストラリアのPassMark Software社が提供するベンチマークを測定するためのソフトウェア及びサービスです。
ベンチマークの算出方法は?
CPU性能に関わる以下の項目のテスト結果を平均して算出しています。
- 整数の演算処理速度を図るテスト
- 並列データ圧縮速度を図るテスト
- 1秒間にいくつの素数を見つけることができるかを図るテスト
- 暗号化の処理速度を図るテスト
- 浮動小数点数の演算処理速度を図る速度
- 拡張命令によりどのくらい演算処理速度を改善しているかを図るテスト
- ソートアルゴリズムによりCPUが文字列をソートするのにかかる時間を図るテスト
- CPUが物理的な相互作用にかかる時間を図るテスト
- ひとつのCPUコアのみの処理速度を図るテスト
- 整数、浮動小数点、素数、ソートについてのテストスコアの複合平均値
GeForce Experienceとは?
GeForce Experienceと、NVIDIAが提供するGeForceユーザー向けのゲーム管理・設定ソフトです。
GeForce Experienceを使うと、ゲームの最適化や、映像の調整、ビデオの撮影・配信、フレームレートの計測などの様々な機能を簡単に使うことができます。。
mouse G-Tune FZ-I7G70
miiさん