この記事を読むと分かること
- Dell Pro 13 Plus / Dell Pro 14を中心とした最新ビジネスモバイルノートの特徴
- Latitude(Snapdragon X搭載のLatitude 7455 / 5455など)の立ち位置と選び方
- 在宅ワーク・出張・会議・クリエイティブ作業に合う構成(CPU/メモリ/画面/通信)の考え方
- 2in1ノートパソコンを選ぶときのチェックポイント(失敗しない基準)
DELLのビジネス向けノートパソコンは、従来のLatitudeに加えて「Dell Pro」ブランドが拡充され、用途別に選びやすいラインアップへ整理されています。最新世代ではIntel Core UltraやSnapdragon Xなどの新しいプラットフォームを採用するモデルも増え、AI機能の活用しやすさ、Web会議体験、バッテリー効率などが進化しています。
この記事では、13〜14インチのモバイルワーク向けの「Dell Pro 13 Plus」「Dell Pro 14」を中心に、Dell公式サイトで2026年9月16日に確認できたSnapdragon X搭載のLatitude(例:Latitude 5455 / 7455)まで含めて、シリーズごとの違いと選び方を解説します。
最新世代のビジネス向け2in1/モバイルノート
最新シリーズの主な魅力
- 13〜14型の16:10ディスプレイで作業領域が広く、資料作成・会議がしやすい
- 新世代CPU/NPUの採用により、会議支援やAIアシストを省電力で回しやすい
- ビジネス向けのセキュリティ・管理性・保守メニューが充実(プランや構成により異なる)
- Thunderbolt 4(USB-C)に加えてUSB-A・HDMIも備える(Dell Pro 13 Plus・Dell Pro 14の掲載構成)
DELLのビジネスモバイルノートの現在地(シリーズの整理)
Dell公式サイトでは、Latitudeを探している人に向けて「Dell Proノートパソコンの新しいラインアップ」が案内されています。一方で、Latitude 5455 / 7455 のようにLatitudeの名前で販売されているモデルもあります(2026年9月16日確認)。個人のビジネス用途から企業導入まで幅広く、同じ13〜14インチでも“重視するポイント”で最適解が変わります。
- Dell Pro 13 Plus / Dell Pro 13 Premium:携帯性と実務性能のバランスが良い13インチ級。2in1構成が選べるモデルはプレゼンやペン入力にも対応しやすい。
- Dell Pro 14 / Dell Pro 14 Plus:14型の標準機ポジション。画面の見やすさと複数台導入のしやすさを両立しやすい。
- Dell Pro 3 / 5 / 7シリーズ:Dell公式のDell Proノートパソコン一覧に、Dell Pro 3シリーズ 14 / 16、Dell Pro 5シリーズ 14、Dell Pro 7シリーズ 13 などの新しい名前のモデルが掲載されています(2026年9月16日確認)。
- Snapdragon X搭載Latitude(例:Latitude 5455 / 7455):Copilot+ PC。Armベースのプロセッサーのため、業務アプリや周辺機器の互換性を事前に確認して選ぶモデル。
13〜14インチで「持ち運び前提」「会議が多い」「ドック運用したい」といった条件がある場合は、Dell Pro 13 Plus / 14を比べるのが本記事の中心です。Snapdragon X搭載のLatitudeを選ぶ場合は、Armベースのため業務アプリや周辺機器の互換性を事前に確認してください。
まず押さえたい:Copilot+ PCとAI対応の考え方
近年は「AI機能が使えるかどうか」がPC選びの判断材料になっています。AI関連機能はCPUだけでなく、AI処理を担うNPU(Neural Processing Unit)を活用する設計が進んでおり、同じ“モバイルノート”でも体験差が出やすいポイントです。
AI PCとしてのチェック項目
- プロセッサー:Core Ultra世代など、AI・メディア処理が強化された世代か
- NPUの有無・強さ:会議支援やAIアシストを省電力で回しやすいか(構成により差がある)
- 互換性:業務アプリや周辺機器が問題なく使える構成か(特にARM系は要確認)
- 運用:管理機能・保守・保証をどのレベルで付けるか
AI対応は魅力ですが、導入形態(個人購入・企業導入)と利用する業務ソフトによって優先順位が変わります。社内標準アプリが決まっている組織では互換性と管理性が最重要になり、個人のモバイルワークではバッテリーと携帯性が強い武器になります。
Dell Pro 13 Plusとはどんなノート?(モバイルの本命)
Dell Pro 13 Plusは、13インチ級の取り回しやすさと実務性能を両立しやすいシリーズです。2in1構成が選べるモデルでは、ノートとしての仕事性能に加え、タブレット形態でのプレゼンやペン入力にも対応しやすく、外回りや会議が多い働き方と相性が良いのが特徴です。
| 項目 | 2026年9月16日 Dell公式の仕様(PB13250・掲載構成) |
| シリーズ | Dell Pro 13 Plus(クラムシェル / 2-in-1は構成により) |
| 画面 | 13.3型 FHD+(非タッチ・非光沢・300nits)※画面の選択肢は公式でご確認ください |
| 比率 | 16:10 |
| CPU | インテル Core Ultra 5 235U(vPro)※構成により異なります |
| メモリー | 16GB DDR5-5600 ※構成により異なります |
| ストレージ | 512GB SSD ※構成により異なります |
| 通信 | Wi-Fi 6E(インテル AX211)・Bluetooth 5.3。nano SIMカードスロットはオプション |
| 重量 | 最小1.23kg(ノートパソコン)/最小1.44kg(2-in-1) |
| バッテリー | 3セル 55Wh |
| 参考価格 | 304,492円(税込・配送料込・2026年9月16日の掲載構成) |
※実際の構成・価格・在庫状況は販売ページでご確認ください。
ディスプレイ・デザイン(作業効率に直結)
Pro 13 Plusはアスペクト比16:10のディスプレイ構成が中心で、縦方向の表示領域が広く、Excelやブラウザ、ドキュメント閲覧が快適です。タッチ対応を選べる構成では、会議中の操作や資料の指差し説明がしやすくなります。
- 映像美
- 4
- 応答速度
- 3
- コントラスト
- 4
- 視野角
- 4
- フリッカー
- 4
外観はビジネスシーンに馴染む落ち着いたデザインが基本で、薄型でもキーボード面の剛性を確保しやすいのが強みです。持ち運び前提の運用では、天板の強度・ヒンジの安定感・パームレストのたわみは体感差が出るため、可能なら構成レビューや実機展示も確認しておくと安心です。
CPU・メモリー・ストレージ(快適性の核)
本記事で確認したDell Pro 13 Plus(PB13250)の掲載構成は、インテル Core Ultra 5 235U(vPro)・16GB・512GBです(2026年9月16日)。Dell公式には型番の異なるDell Pro 13 Plusの構成も掲載されているため、CPUやメモリーを変えたい場合は公式で選択肢を確認してください。以下の表は、構成を選ぶときの一般的な目安で、特定の掲載構成を示すものではありません。
| 構成の目安(一般論) | 処理性能(イメージ) | 主な想定用途 |
| Core Ultra 7 + 32GB | 余裕が大きい | 2CVDDSOF |
| Core Ultra 5 + 16GB | バランス良好 | 2CDSOF |
| 16GB固定構成(長期運用) | 用途を選ぶ | OF |
メモリーは16GBが標準的ですが、ブラウザタブ多数・Teams/Zoom常時・資料作成・画像編集などを同時に回す場合は32GBが効きます。購入後に増設できない構成もあるため、長期運用を前提にするなら最初から余裕を持たせるのが安全です。
ストレージは、資料・画像・動画を多く扱うなら、512GBより大きい容量の構成や外付けSSDの併用を検討すると運用がラクになります。外付けSSDを併用する場合でも、OSや作業中データの余裕があるほど安定します。
接続端子・通信・バッテリー(モバイル運用の現実解)
Pro 13 Plusの端子は、Thunderbolt 4(USB-C)×2に加えて、USB-A×2とHDMI 2.1を備えています(2026年9月16日 Dell公式の仕様欄)。USB-C/Thunderboltのドックにも、USB-A機器やHDMIモニターの直接接続にも対応する端子構成です。

端子は以下の通りです(2026年9月16日 Dell公式の仕様欄)。
- Thunderbolt 4(40Gbps・USB4/DisplayPort 2.1/Power Delivery対応)×2
- USB 3.2 Gen 1 Type-A×2(うち1つはPowerShare対応)
- HDMI 2.1×1/グローバル ヘッドセット ジャック×1
- nano SIMカードスロット(オプション)
- くさび型ロックスロット(スマートカードリーダーはオプション)
掲載構成のWi-FiはWi-Fi 6E(インテル AX211)です。外出が多い働き方では、テザリング運用かWWAN運用かで利便性が大きく変わるため、通信要件(社内VPN・ゼロトラスト・MDMなど)も含めて検討すると失敗しにくくなります。
Dell Pro 14シリーズの概要(標準機の有力候補)
画面サイズにゆとりが欲しい場合や、社内標準機として導入したい場合は、14型の「Dell Pro 14」シリーズが有力です。13インチ級より作業領域が広く、複数ウィンドウを並べる運用や、長時間の資料作成にも向きます。
| 項目 | 2026年9月16日 Dell公式の仕様(Dell Pro 14・PC14250の掲載構成) |
| 画面サイズ | 14.0型 FHD+(1920×1200)、アスペクト比16:10 |
| CPU | インテル Core Ultra 7 255U/インテル Core 5 120U(掲載構成) |
| メモリー | 16GB/32GB(DDR5-5600) |
| ストレージ | 512GB SSD(掲載構成) |
| 特徴 | 標準機として選びやすいバランス設計、導入・運用のしやすさを重視 |
| 端子 | Thunderbolt 4×1、USB-C(10Gbps)×1、USB-A×2、HDMI 2.1×1、有線LAN(RJ45)×1 |
| 重量 | 最小1.35kg |
14型は「視認性」「作業領域」「タイピングの安定感」でメリットが出やすく、ハイブリッドワークの標準機としても合わせやすいカテゴリです。持ち運び頻度が高い場合は重量とACアダプタ運用も含めて評価し、外回り中心なら13インチ級を優先するのが分かりやすい選び方です。
Latitude現行シリーズの立ち位置(管理性・保守で選ぶ)
Latitudeシリーズは、企業導入で長く支持されてきたビジネス向けブランドです。Dell Proシリーズとの違いは、組織単位での「管理性」と「保守・保証設計」を組み立てやすい点にあります(契約や構成により異なります)。
2026年9月16日にDell公式サイトで確認できたLatitudeは、Snapdragon X搭載のLatitude 7455(14型)/Latitude 5455(14型)などです。公式サイトでは、Latitudeを探している人に向けてDell Proノートパソコンの新しいラインアップも案内されています。
Latitudeシリーズが選ばれる理由(代表例)
- 社内ITポリシー(MDM、暗号化、VPNなど)に合わせた運用がしやすい
- 保守・保証を含めて長期運用しやすい(プランにより内容は異なる)
- ドックや周辺機器を含む標準化がしやすい
- 既存のLatitude導入実績がある場合、置き換えを進めやすい
個人や小規模チームではDell Proシリーズが扱いやすく、情シス主導で運用を組む大規模組織ではLatitudeシリーズが強みを発揮します。また、Snapdragon X搭載のLatitude(例:Latitude 5455 / 7455)は、Armベースのプロセッサーを搭載したCopilot+ PCです。業務アプリや周辺機器の互換性を事前に確認してから選んでください。
この記事で扱う Dell Pro は「価格保証」の対象外です:Dell公式の価格保証(購入日から納品後10日までの値下がり分を差額返金)は、Dell Pro・Dell Pro Essential・Dell Pro Rugged などが対象外で、法人・再販業者の購入も対象外です(2026年9月16日にDell公式で確認)。Latitudeは、2026年8月20日時点では対象外として記載されていましたが、9月16日時点の対象外の一覧には記載がありません。ただし法人名義での購入は対象外のため、Latitudeを検討する場合も、適用されるかどうかを購入前にDellのセールス アドバイザー(見積り・購入相談)へご確認ください。「あとから下がっても差額が戻る」前提での購入判断はしないでください。制度の全体像はノートPCの買い時・セール時期ガイドにまとめています。
どのシリーズがどんな人に向いているか(結論の早見表)
Dell Pro 13 Plusが向いている人
- 持ち運び頻度が高く、会議室・外出先で作業することが多い人
- 2in1やタッチ操作でプレゼン・メモ取りを効率化したい人
- 13インチ級で“軽さと実務性能”のバランスを取りたい人
Dell Pro 14 / 14 Plusが向いている人
- 社内標準PCとして複数台を一括導入したい企業や部署
- 13インチより大きめの画面で作業効率を重視したい人
- コストと性能のバランスを重視し、運用を安定させたい人
Latitude(Snapdragon X搭載の7455 / 5455など)が向いている人
- 企業内のセキュリティ・資産管理・保守体制を重視する組織
- Armベースでの互換性を確認したうえで、Snapdragon X搭載のCopilot+ PCを選びたい人
- 既存のDELL法人向け運用(周辺機器・保守・管理)を最大限に活用したい企業
Q&A:ビジネス向けPC選びの基礎知識
BTOパソコンとは?
BTOとは「Build To Order(受注生産)」の略です。既製品とは異なり、注文時にCPU、メモリー、ストレージ、Officeの有無などを選べるため、予算と用途に合わせた構成にしやすい点がメリットです。
PassMarkスコアはどれくらい必要?
一般的なOffice業務であれば一定以上のスコアがあれば十分ですが、実務の快適性はCPUだけでなく、メモリー容量やストレージ速度、会議アプリを同時に動かす運用などでも変わります。数値は目安として、用途に合う構成(メモリー・画面・通信)を優先して選ぶのが現実的です。
2in1モデルのデメリットは?
通常のクラムシェル型に比べてヒンジ構造の都合で、わずかに重量が増える傾向があります。また、タッチ対応パネルは映り込みを感じやすい場合があるため、利用環境によっては非光沢フィルムの併用なども検討すると快適です。その一方で、プレゼンや手書きメモの利便性は大きなメリットになります。
用途・目的別のおすすめノートパソコン(PC)の紹介
用途や目的にあったおすすめのノートパソコンや選び方のポイントを知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。












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