【PR】本記事はプロモーションを含みます。当サイトを経由した商品購入により広告収益を得る場合がありますが、掲載順位・評価は広告の有無の影響を受けません。掲載スペックはDassault Systèmes公式情報および各メーカー公式情報をもとに構成しており、最新の動作要件・認定GPUリストは必ず公式サイトでご確認ください。
システム要件と認定一覧の確認日:2026年10月13日(SOLIDWORKS公式)。SOLIDWORKSの推奨スペックおよび認定グラフィックボードリストはバージョンごとに更新されます。PC購入前に必ずDassault Systèmes公式のシステム要件ページおよび認定グラフィックボードリストで最新情報をご確認ください。
SOLIDWORKSを快適に動かすPCの要点は「シングルコア性能の高いCPU・認定グラフィックボード・RAM 16〜32GB・NVMe SSD」の4軸です。他の3D CADソフトと異なり、SOLIDWORKSはDassault Systèmes公式の「認定グラフィックボード(Certified Hardware)」リストが存在し、この点がPC選びで最も見落とされやすいポイントです。
用途別・3秒判断
- 部品モデリング・アセンブリ・図面作成が中心 → RAM 32GB・認定構成・Windows 11 Pro・予算 約35万円〜(学習・個人ならGeForce機で約31万円〜)
- 大きなアセンブリやSimulationも使う → RAM 32GB以上・専用の認定GPU・Windows 11 Pro(認定機の構成と価格は下の予算別を参照)
- Flow Simulation・レンダリング・Motion解析まで使う → RAM 32〜64GB以上・RTX PRO搭載の認定機・予算 約75万円〜
本記事では以下を解説します。
- SOLIDWORKSがシングルコア性能に依存する理由
- 「認定グラフィックボード」が必要かどうかの判断基準
- スペック4軸(CPU・GPU・RAM・ストレージ)の考え方
- ワークステーション vs 一般ゲーミングPCの違い
- ノートPC対応(モバイルワークステーション)の考え方
- 予算別(約31万/約35万/約75万円〜)の選び方フレーム
- Fusion 360・AutoCADとのスペック比較
- よくある質問(FAQ)
SOLIDWORKSはなぜ「CPU性能」と「認定GPU」が重要なのか
SOLIDWORKSは機械設計・製品開発を主用途とする3Dソリッドモデリングソフトです。Fusion 360やAutoCADとは異なり、PCのスペック要件において次の2点が特に重視されます。
シングルコア性能依存のアーキテクチャ
SOLIDWORKSのコアエンジン(モデル再計算・アセンブリ更新・図面生成)はシングルスレッド処理が主体です。このため、コア数が多い(多コア高効率型)CPUよりも、1コアあたりのクロック周波数が高いCPUのほうがレスポンスに直結します。Core i7・i9やRyzen 9など、高いベースクロック・ブーストクロックを持つモデルが適しています。一方、解析(Simulation)やレンダリングなど一部の機能は、コア数の多いCPUほど速く処理できます。
認定グラフィックボード(Certified Hardware)の存在
SOLIDWORKSはDassault Systèmesが独自に動作検証した「認定グラフィックボードリスト(SOLIDWORKS Certified Hardware)」を公式に公開しています。認定GPUはSOLIDWORKSのOpenGL系グラフィックス処理(大規模アセンブリの回転・断面表示・リアルビュー表示など)に最適化されたドライバーが提供されており、NVIDIAのワークステーション向けGPU(旧Quadro→RTX A→現行のRTX PRO Blackwell)やAMD Radeon PROが代表的な認定GPUです。
確認必須: 認定GPUの最新リストはバージョンごとに変更されます。購入前に公式認定ハードウェアページで対象GPUがリストに掲載されているか必ず確認してください。
SOLIDWORKSのスペック4軸の考え方
以下はSOLIDWORKS向けPC選定において押さえるべき4つの軸です。具体的な数値はDassault公式システム要件ページで最新版を確認してください。
CPU:クロック重視・世代を意識する
推奨される方向性は1コアあたりの性能が高いCPUです。Core Ultra 7・Core i7・Ryzen 7以上を目安にしてください(公式の要件はCPUをx86-64と定めているだけで、型番や周波数の指定はありません)。コア数はSimulationを多用する場合に8コア以上あると並列解析が速くなりますが、通常の設計業務ではクロックを優先して選ぶほうが操作感に直結します。
- 部品設計・アセンブリ・図面 → 高クロック重視(Core Ultra 7・Ryzen 7以上)
- Simulation(FEA)・Flow Simulation → 多コア×高クロック(Core Ultra 9・Ryzen 9以上)
確認必須: Dassault公式の最低/推奨CPUスペックはバージョンごとに更新されます。公式システム要件ページで対象バージョンのCPU要件をご確認ください。
GPU:認定グラフィックボードの考え方
SOLIDWORKSにおけるGPU選びは他のCADソフトと一線を画します。ポイントは次の3層で整理できます。
| GPUカテゴリ | 特徴 | SOLIDWORKSとの相性 |
|---|---|---|
| NVIDIA RTX PRO/RTX A(旧Quadro) AMD Radeon PRO | ワークステーション向け 認定ドライバー提供 | 最推奨(認定リスト掲載が多い) 大規模アセンブリ・RealView安定 |
| NVIDIA GeForce RTX(ゲーミング) | 一般PC向け 公式の認定一覧に掲載なし(2026年10月13日確認) | 動作するが非推奨・トラブル報告あり 軽作業・学習用途では利用される |
| 統合GPU(Intel Iris Xe等) | 薄型ノートに搭載 | 最低動作は可能だが業務用途は非推奨 |
確認必須:2026年10月13日時点で、SOLIDWORKS公式の認定一覧(2024〜2026)にGeForceは掲載されていません。GeForceでも起動はしますが、認定外のため不具合時にサポートを受けられない場合があります。購入前に、認定一覧で購入予定の機種とGPUの組み合わせを確認してください。
OSにも注意:SOLIDWORKSはWindowsのHomeエディションに対応していません(公式)。ゲーミングノートやクリエイター向けノートはWindows 11 Homeで出荷されることが多いので、Pro以上を選んでください。また、Windows 10への対応はSOLIDWORKS 2025 SP5で終了しています。
RAM:作業の規模で16GB〜32GBを基準に選ぶ
SOLIDWORKSはアセンブリ部品数が増えるにつれてRAM消費が急増します。
- 16GB:公式の最小。単品・小さなアセンブリ・図面作成・学習用途
- 32GB:公式の推奨。アセンブリ・Simulation・複数ファイルの同時作業
- 64GB以上:大きなアセンブリ・Flow Simulation・製品設計の本格利用(必要量は部品数だけでなく形状の複雑さや履歴で大きく変わります)
メモリは後から増設できる機種も多いですが、ワークステーション系はハンダ実装(増設不可)の場合があるため、購入時に増設可否を必ず確認してください。
ストレージ:NVMe SSDを最低条件に
SOLIDWORKSのアセンブリファイル(.sldasm)・部品ファイル(.sldprt)は多数のファイルが連鎖しており、起動・読み込み時にストレージの読み取り速度が体感に直結します。公式はSSDを推奨しています。読み込みの速いNVMe SSDを選ぶと、アセンブリを開く待ち時間が短くなります。HDDは避けてください。容量は512GB以上を目安に、大規模プロジェクトなら1TB以上が安心です。
ワークステーション vs 一般ゲーミングPC:どちらを選ぶべきか
SOLIDWORKSを業務・本格用途で使う場合、ワークステーション(HP Z・Dell Precision・Lenovo ThinkStation等)と一般ゲーミングPC(GeForce RTX搭載)の二択で迷うことが多いです。それぞれのメリット・デメリットを整理します。
| 項目 | ワークステーション | ゲーミングPC |
|---|---|---|
| GPU認定状況 | RTX PRO・RTX A / Radeon PRO 認定一覧に多く掲載 | GeForce RTX 公式の認定一覧に掲載なし |
| 安定性・サポート | 長期運用・ECC RAM対応機種あり | コンシューマー向け保証 |
| 価格帯 | 高め(20〜50万) | 同スペックで安い傾向 |
| 3Dゲーム性能 | 低い(用途外) | 高い |
| 学習・個人用途 | オーバースペックになりやすい | コスパよく使える場合あり |
結論の方向性:業務・製造業・チーム設計・トラブル対応を重視するならワークステーション、学習・趣味・スタートアップ段階であればゲーミングPCも現実的な選択肢です。ただし認定GPU以外の使用は自己責任の範囲があることを念頭に置いてください。
SOLIDWORKSをノートPCで使う場合の考え方
持ち運びや出張先での設計作業を想定してノートPCを選ぶ場合、モバイルワークステーションという選択肢があります。HP ZBook・Dell Pro Precision・Lenovo ThinkPad Pシリーズ等がその代表です。NVIDIA RTX PRO(モバイル版)や一部の内蔵GPU(AMD Radeon 860Mなど)で認定一覧に掲載されている機種があります(例:ThinkPad P14s Gen 6 AMD・ThinkPad P16 Gen 3/2026年10月14日確認)。
ノートPC選定のポイント
- GPU:購入予定の機種とGPUの組み合わせが認定一覧に載っているかを確認
- RAM:16GBから・可能なら32GB構成を選ぶ(ハンダ実装の場合は増設不可)
- 画面:15〜17インチ・フルHD以上が推奨(設計作業は画面サイズが生産性に直結)
- 放熱:長時間の重い演算でサーマルスロットリングが起きないか確認
- 重量:モバイルワークステーションは2.0〜2.5kg超が多い。持ち運び頻度と重さのバランスを考慮
注意:モバイルGPU(Laptop GPU)の認定状況は公式リストで個別に確認が必要です。デスクトップ版と認定状況が異なります。
予算別・SOLIDWORKSパソコンの選び方フレーム(2026年)
以下は、各メーカーの公式サイトで確認した価格(ドスパラの機種は2026年10月23日、ほかは2026年10月13〜14日)をもとにした目安です。価格は変わるため、購入前に公式サイトで最新の構成と価格をご確認ください。どの予算でも、OSはWindows 11 Proが必要です(Homeは非対応)。
約31万円〜(学習・個人向け・GeForce機)
- RAM 32GB・NVMe SSD・GeForce RTX 5060以上・Windows 11 Pro
- GeForceは認定外のため、不具合時にサポートを受けられない場合があります。学習・個人での利用に向きます
- 価格の例:GALLERIA NPC7L-R56-G5をメモリ32GB・Windows 11 Proに変更して約31万円(基本構成249,980円+メモリ51,000円+Pro 9,000円=309,980円・2026年10月23日のドスパラ公式の表示から算出)
約35万円〜(業務向け・認定構成のノート)
- SOLIDWORKS公式の認定一覧に載っている機種とGPUの組み合わせ・RAM 32GB・Windows 11 Pro
- 価格の例:Lenovo ThinkPad P14s Gen 6 AMD(内蔵GPUのRadeon 860Mで認定一覧に掲載・メモリ32GB)350,790円
- 用途:部品設計・アセンブリ・図面作成。大きなアセンブリや重い解析には専用の認定GPUを選びます
約75万円〜(大きなアセンブリ・解析・レンダリング)
- NVIDIA RTX PRO(Blackwell世代)などの認定GPU・RAM 32〜64GB以上・Windows 11 Pro
- 価格の例:Lenovo ThinkPad P16 Gen 3(RTX PRO 1000・メモリ32GB)752,950円。上位のGPUやメモリ64GB以上にすると価格は上がります
- デスクトップのワークステーションは構成によって価格が大きく変わるため、各メーカー公式の構成画面でご確認ください
おすすめの機種と最新の価格は、CAD用パソコンのおすすめ(ISV認証が必要な業務向け)にまとめています。
Fusion 360・AutoCADとSOLIDWORKSのスペック要件比較
同じ3D CAD系ソフトでも、PC選びの観点は大きく異なります。ソフトを乗り換えるか、複数ソフトを使う場合の参考にしてください。
| 項目 | SOLIDWORKS | Fusion 360 | AutoCAD(2D中心) |
|---|---|---|---|
| CPU重視度 | シングルコア重視 | クラウド処理で軽量化 | 比較的軽い |
| GPU認定の重要度 | 高い(認定リストあり) | 低め(外部GPUあれば可) | 低い(統合GPUでも可) |
| 最低RAMの目安 | 16GB(推奨32GB) | 8〜16GB | 8〜16GB |
| 利用形態 | インストール型(ローカル) | クラウド主体 | インストール型 |
| ライセンス費用 | 高め(法人向け中心) | 個人向けプランあり | サブスク型 |
SOLIDWORKS・Fusion 360・AutoCADを並行して使う場合は、SOLIDWORKS要件を基準にPCを選ぶと他ソフトも問題なく動作するケースが多いです。
関連記事
- Fusion 360向けノートPC・スペックの選び方
- AutoCAD向けPCの選び方とおすすめスペック
認定グラフィックボードは必須か?実践的な判断フロー
「GeForce RTXでもSOLIDWORKSは動くのか?」はよくある疑問です。実態と判断基準を整理します。
認定GPU推奨の場面
- 業務・製造業・チーム設計で長時間安定稼働が必要
- 大規模アセンブリ・RealView表示・断面表示など高負荷な表示処理
- Simulation・Motion解析などの計算処理を組み合わせる
- IT部門・会社のサポート対象にする必要がある
GeForce RTXも選択肢になる場面
- 学習目的・個人利用・初期段階
- 主に2D図面・軽いアセンブリ・スケッチ中心
- 予算を抑えてまずSOLIDWORKSに触れてみたい
判断のポイント:GeForceは公式の認定一覧に掲載されていません(2026年10月13日確認)。GeForceを使う場合は、認定外でサポートを受けられない場合があることを理解したうえで、学習・個人利用に限って選んでください。業務で使うなら認定一覧に載っている構成を選びます。
SOLIDWORKS向けPC購入前の確認チェックリスト
- 公式システム要件を対象バージョンで確認した(公式ページ)
- 認定GPUリストで購入予定のGPUが掲載されているか確認した(公式ページ)
- RAM容量が自分の用途(部品数・Simulation有無)に対して十分か確認した
- ストレージがNVMe SSDであることを確認した
- ノートPCの場合、モバイルGPUの認定状況(モバイル版は別リスト)を確認した
- RAMが増設可能か・最大搭載量を確認した(ワークステーション系はハンダ実装の場合あり)
- 価格・型番は取得日を記録のうえ最新情報で確認した
合わせて読みたい・4DPocket CAD PCガイド
- CAD向けノートPC・デスクトップPCまとめ(pillar記事)
- Fusion 360向けPCの選び方
- AutoCAD向けPCの選び方
- 建築学生向けPCの選び方
- モバイルワークステーションおすすめ比較
SOLIDWORKS・CAD向けPCをまとめてチェックする
SOLIDWORKSのPC選びに関するよくある質問(FAQ)
SOLIDWORKSにおすすめのGPUは何ですか?
Dassault Systèmes公式の認定グラフィックボードリストに掲載されているGPUが推奨です。NVIDIA RTX PRO・RTX A(ワークステーション向け)やAMD Radeon PROが一覧に多く掲載されています。ただし認定状況はバージョンごとに更新されるため、購入前に必ず公式認定GPUリストで最新情報を確認してください。
GeForce RTXでSOLIDWORKSは使えますか?
動作はするケースがほとんどですが、Dassault公式の認定リストに掲載されていない場合、表示不具合やサポート対象外となる可能性があります。学習目的や個人利用で予算を抑えたい場合は選択肢になりますが、業務利用では認定GPUの使用が推奨されます。購入前に認定リストでの確認を行ってください。
SOLIDWORKSに必要なRAMの容量は?
部品設計・小規模アセンブリ・図面作成が中心なら16GBが出発点です。アセンブリを日常的に扱う場合やSimulationを使う場合は、公式の推奨どおり32GBを選んでください。大規模アセンブリ・Flow Simulation・複数ソフト並行使用では64GB以上が安心です。公式の最低/推奨RAM要件はDassault公式システム要件ページでご確認ください。
ノートPCでSOLIDWORKSは快適に使えますか?
モバイルワークステーション(HP ZBook・Dell Pro Precision・Lenovo ThinkPad Pシリーズ等)には、NVIDIA RTX PRO(モバイル版)や一部の内蔵GPUで認定一覧に掲載されている機種があり、業務利用にも対応できます(例:ThinkPad P14s Gen 6 AMD・ThinkPad P16 Gen 3)。ただしモバイルGPUの認定状況はデスクトップ版とは別に確認が必要です。放熱・重量・画面サイズも考慮してください。
SOLIDWORKSにゲーミングPCはおすすめですか?
学習・個人利用の段階では、コストを抑える選択肢としてGeForce RTX搭載のゲーミングPCが使われるケースもあります。ただし、業務・製造業での利用や長時間の安定動作・サポートが必要な場面では、認定GPU搭載のワークステーションが推奨されます。なお、GeForceは公式の認定一覧に掲載されていません(2026年10月13日確認)。
Fusion 360とSOLIDWORKSでPCスペックは変わりますか?
変わります。SOLIDWORKSはシングルコア性能重視・認定GPUの重要度が高い一方、Fusion 360はクラウド処理を活用できるため比較的軽量です。両方を使う場合はSOLIDWORKSの要件を基準にPCを選ぶと、Fusion 360も問題なく動作するケースが多いです。
まとめ:SOLIDWORKSのPC選びのポイント
- CPU:シングルコアのクロック性能を重視(Core Ultra 7・Ryzen 7以上を目安に)
- GPU:Dassault公式の認定グラフィックボードリストで確認してから選ぶ
- RAM:部品設計なら16GB・本格利用は32GB以上を推奨
- ストレージ:NVMe SSDが必須条件
- スペックの数値・認定GPUリストは公式で最新版を必ず確認する
