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ノートパソコンを買ったら最初にやること・初期設定の流れは、「充電→電源ON→アカウント設定→Wi-Fi接続→OSアップデート→セキュリティ設定→必要ソフトの導入」が基本です。本記事ではWindows・Mac別の手順を初心者向けに順を追って解説します。「何から始めればいいかわからない」という方はこの記事を上から順に読み進めてください。
目次
ノートパソコンを買ったら最初にやること(OS共通)
WindowsでもMacでも、開封直後に共通して行う手順があります。焦って設定を始める前に、以下の順番を確認しておきましょう。
開封・充電・電源ON
開封後の基本手順
- 付属品(電源アダプター・保証書・取扱説明書)を確認する
- 充電ケーブルを接続し、しばらく充電してから電源を入れる(製品・バッテリー状態によって異なります。取扱説明書を確認してください)
- 電源ボタンを押して初期設定画面を起動する
充電について補足:リチウムイオンバッテリーの特性上、初回充電に特別な手順が必要かどうかはメーカー・製品によって見解が異なります。不明な場合は購入したメーカーの公式サポートページや取扱説明書を確認してください。
アカウント設定・Wi-Fi接続
電源を入れると「初期設定ウィザード」または「セットアップアシスタント」が起動します。画面の指示に従いながら以下を設定します。
- 言語・地域・キーボード設定:日本語・日本・日本語キーボードを選択
- Wi-Fi接続:自宅のWi-Fiルーターのネットワーク名(SSID)とパスワードを入力して接続
- アカウント設定:WindowsはMicrosoftアカウント、MacはApple IDの設定(詳細は各OS別セクション参照)
Wi-Fiの接続は初期設定の早い段階で行うことをお勧めします。接続後にOSのアップデートデータが自動取得されるため、その後の設定がスムーズになります。
Windowsの初期設定手順
Windowsの初期設定(OOBE:Out-of-Box Experience)はWindowsのバージョンやエディションによって画面の流れが異なります。以下は一般的な流れの概要です。最新の詳細手順はMicrosoft公式サポートでご確認ください。
Microsoftアカウントとローカルアカウントについて
Windowsの初期設定では、Microsoftアカウント(メールアドレスを使ったオンラインアカウント)またはローカルアカウント(オフラインアカウント)で設定します。
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Microsoftアカウント | OneDriveへの自動バックアップ・複数デバイスでの設定同期・Microsoft Store利用が可能 | OneDriveを使いたい・複数台のWindowsを使う人 |
| ローカルアカウント | インターネット接続なしで設定可能・クラウド同期なし | ネット接続を最小限にしたい人・法人管理端末 |
Windows 11 Home など一部エディションではローカルアカウントでの設定手順が限定される場合があります。最新の設定方法はMicrosoft公式サポートでご確認ください。
Windows Update(OS更新)
初期設定後にまず行うべき重要な作業がWindows Updateです。購入時点のOSは最新の状態でないことも多く、セキュリティ上のリスクがあります。
Windows Update の基本的な手順
- スタートメニュー → 設定(歯車アイコン)を開く
- 「Windows Update」を選択
- 「更新プログラムの確認」をクリック
- 更新がある場合はダウンロードとインストールを実行(再起動が必要な場合があります)
※手順はWindowsのバージョンにより異なります。最新手順はMicrosoft公式でご確認ください。
更新が複数回必要なこともあります。「最新の状態です」と表示されるまで繰り返し確認することをお勧めします。
不要なプリインストールアプリの整理
メーカーによっては初期状態で多くのアプリがインストールされています(いわゆる「プリインストールソフト」)。使わないものを削除することでストレージの節約・起動時間の改善につながる場合があります。
- 設定 → アプリ → インストールされているアプリ の一覧から不要なものを削除
- 削除方法がわからないアプリは名前で検索して用途を確認してから判断する
- システムコンポーネントやメーカー提供の管理ツールは削除前に慎重に確認する
その他の基本設定(Windows)
- 時刻・タイムゾーン:自動設定がオンになっているか確認(設定 → 時刻と言語)
- ディスプレイ解像度・スケーリング:画面が見にくい場合は設定 → システム → ディスプレイで調整
- 電源・スリープ設定:バッテリー消耗を抑えたい場合は電源プランを確認(設定 → 電源とスリープ)
- Bluetoothとデバイス:マウス・イヤホン等のペアリングはここから
- スタートアップの整理:タスクマネージャー → スタートアップ タブで不要な自動起動アプリをオフにすると起動が速くなる場合があります
Macの初期設定手順
Macの初期設定は「設定アシスタント」の画面に従って進めます。macOSのバージョンによって画面の項目が異なる場合があります。最新の詳細手順はApple公式サポートでご確認ください。
Apple IDの設定
Apple IDはAppleのサービス(iCloud・App Store・FaceTime等)を利用するためのアカウントです。既存のApple IDがある場合はサインイン、新規の場合はアカウントを作成します。
- iCloud設定:Apple IDでサインイン後、iCloudの同期項目(写真・書類・メール等)を選択できます
- iPhone・iPadとの連携:同じApple IDでサインインすることで、AirDrop・Handoff・ユニバーサルクリップボード等の連携機能が使えるようになります
- Apple IDなしで設定:設定アシスタントではApple IDをスキップする選択肢もあります(後から設定可能)
macOSアップデート
初期設定後、macOSを最新バージョンにアップデートすることをお勧めします。
macOSアップデートの基本手順
- Appleメニュー(画面左上の)→ システム設定(またはシステム環境設定)を開く
- 「一般」→「ソフトウェアアップデート」を選択
- 更新がある場合は「今すぐアップデート」を実行
※「システム設定」か「システム環境設定」かはmacOSのバージョンによって異なります。詳細はApple公式でご確認ください。
その他の基本設定(Mac)
- Touch ID・パスコード:指紋認証の登録はシステム設定 → Touch IDとパスコード(機種によって異なります)
- トラックパッド設定:スクロールの向き・タップでクリック等はシステム設定 → トラックパッドで変更可能
- Dock・Launchpadの整理:よく使うアプリをDockに配置することで操作効率が上がります
- 通知設定:集中して作業したい場合はシステム設定 → 通知で各アプリの通知を管理
- 省エネルギー設定:バッテリーの持ちを改善したい場合はシステム設定 → バッテリーで設定
最初にやるべきセキュリティ設定
新しいPCを安全に使うために、初期設定と同時にセキュリティ設定も確認しておきましょう。セキュリティを後回しにすると、ウイルス感染・不正アクセス・個人情報漏えいのリスクが高まります。
最優先のセキュリティ設定チェックリスト
- OSのアップデートを最新の状態にする(上記Windows Update / macOS更新参照)
- ウイルス対策が有効になっているか確認する
- ログインパスワード・PINが設定されているか確認する
- スリープ復帰時のパスワード要求をオンにする
Windowsのセキュリティ設定
WindowsにはMicrosoft Defender(旧Windows Defender)が標準搭載されており、有効になっていれば基本的なウイルス・マルウェア対策はカバーされます。
- 設定 → プライバシーとセキュリティ → Windows セキュリティ → ウイルスと脅威の防止 で有効状態を確認
- ファイアウォールが有効になっているかも同画面で確認できます
追加のセキュリティソフトが必要かどうかは用途・環境によって判断してください。メーカープリインストールの有料セキュリティソフトが30日間体験版として入っている場合があるため、更新するか削除するかを確認しておくことをお勧めします。
セキュリティソフトを検討している方へ
より強固な保護を求める方向けに、主要セキュリティソフトを比較した記事もご参照ください。
セキュリティソフトをチェックする
Macのセキュリティ設定
macOSにはGatekeeper(不正アプリのブロック)・XProtect(マルウェア検出)・FileVault(ストレージ暗号化)が内蔵されています。
- システム設定 → プライバシーとセキュリティ で各セキュリティ項目を確認
- FileVaultは有効化することでストレージが暗号化され、盗難・紛失時の情報漏えいリスクを軽減できます
- 「"App Store"と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」の設定を確認しておく
Office等のソフト導入
用途に応じて必要なソフトをインストールします。まずは最低限のソフトを入れ、必要に応じて追加していく方針が管理しやすいです。
Officeソフト(文書・表計算・プレゼン)
文書作成や表計算に使うOfficeソフトの主な選択肢は以下のとおりです。最新価格は各公式サイトで確認してください。
| ソフト | 特徴 | 費用 |
|---|---|---|
| Microsoft 365 | Word・Excel・PowerPointを含むサブスクリプション型。OneDriveクラウド連携 | 月額・年額サブスクリプション(Microsoft公式で最新価格を確認) |
| Google Workspace(無料) | ブラウザで使えるGoogleドキュメント・スプレッドシート・スライド。Googleアカウントがあれば無料 | 基本無料 |
| LibreOffice(無料) | 無料のオフィスソフト。Microsoft Officeとの互換性あり(完全ではない場合も) | 無料 |
大学や職場でMicrosoft Officeが無料提供されているケースもあります(教育向けMicrosoft 365)。確認してみてください。
Microsoft 365 を購入・契約を検討している方
Microsoft 365 をチェックする
ブラウザ
WindowsにはMicrosoft Edge、MacにはSafariが標準搭載されています。Google Chromeや Firefox など他のブラウザをメインで使いたい場合は公式サイトからインストールできます。
その他のよく使われるソフト
- クラウドストレージ:OneDrive(Windows連携)/ iCloud(Mac連携)/ Google Drive / Dropbox — ファイルの自動バックアップ・共有に便利
- Zoom / Google Meet:オンライン会議用。Web会議が多い場合はアプリ版のインストールを推奨
- Adobe Acrobat Reader:PDF閲覧・印刷用(無料版あり)
- 7-Zip(Windows)/ The Unarchiver(Mac):圧縮・解凍ソフト
データ移行・旧PCからの引き継ぎ
以前使っていたPCがある場合は、データを新しいPCに移行します。大切なデータはこのタイミングでバックアップを兼ねて整理しておきましょう。
主なデータ移行方法
| 方法 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 外付けHDD / SSD / USBメモリ | コピーして物理的に移動。直感的で信頼性が高い | 大容量ファイルの移行・バックアップ兼用 |
| クラウドストレージ | OneDrive / Google Drive などへアップロードして新PCからダウンロード | 少量のファイル・インターネット環境が安定している場合 |
| LANケーブル / Wi-Fi転送 | 同一ネットワーク内でファイル共有による転送 | 大容量かつ外付けデバイスを使いたくない場合 |
| Macの移行アシスタント | Apple公式の移行ツール。アプリ・設定・ファイルをまとめて引き継げる | Mac→Mac の引き継ぎ |
移行前の注意点として、旧PCのデータは移行完了を確認するまで削除しないことをお勧めします。また、ブラウザのブックマーク・パスワードはブラウザのエクスポート機能やクラウド同期機能を使うとスムーズに引き継げます。
データ移行・バックアップ用ストレージを探している方
外付けストレージをチェックする
周辺機器の接続
ノートPCをより快適に使うために、用途に応じた周辺機器の接続も設定しておきましょう。
よく使われる周辺機器
- マウス:トラックパッドより操作しやすい場合、USB有線またはBluetooth / 2.4GHz無線マウスが便利
- 外付けキーボード:デスクで長時間作業する場合はテンキー付きのものも選択肢に
- 外部モニター:2画面作業で作業効率が上がる。HDMI / USB-C 接続のモデルを選ぶ
- ヘッドセット・イヤホン:オンライン会議にマイク内蔵ヘッドセットが便利
- USBハブ / ドッキングステーション:USB端子が少ないノートPCにはハブでポートを増設
- PCスタンド:ノートPCを持ち上げて目線を合わせることで姿勢改善につながる場合があります
周辺機器の接続はほとんどの場合、ケーブルを挿すだけまたはBluetoothペアリングで認識されます。認識されない場合はメーカー公式サイトでドライバーをダウンロードしてインストールします。
PC周辺機器をまとめてチェックしたい方
周辺機器をチェックする
初心者がやりがちな注意点
初期設定でよくある失敗・見落としをまとめました。購入直後に確認しておくことで後からのトラブルを防げます。
-
パスワードを設定しない・メモしない
ログインパスワードやMicrosoftアカウント・Apple IDのパスワードは忘れると復旧が手間になります。パスワードマネージャーの使用またはメモを安全な場所に保管することをお勧めします。 -
OSアップデートを後回しにする
古いままのOSはセキュリティリスクが高まります。初期設定後すぐに更新を実行しましょう。 -
バックアップを設定しないまま使い始める
PCは突然故障することがあります。OneDriveやiCloud、外付けドライブへの自動バックアップを早めに設定しておくと安心です。 -
不審なフリーソフトを大量にインストールする
出所不明のソフトにはマルウェアが含まれている場合があります。ソフトは公式サイトまたは信頼できるストアから入手してください。 -
プリインストールの有料ソフトを期限切れのまま放置する
セキュリティソフトなどが30日体験版として入っている場合、期限後に保護が切れます。継続するか削除するかを早めに決めましょう。 -
Wi-Fi接続なしでOSアップデートを実行する
アップデートファイルは大容量のため、モバイルデータ通信で行うと通信費がかかる場合があります。自宅のWi-Fi接続時に行うことをお勧めします。
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よくある質問
ノートパソコンを買ったら最初に何をすればいいですか?
まず充電ケーブルを接続してしばらく充電してから電源を入れることが一般的に推奨されています(取扱説明書を確認してください)。その後、アカウント設定・Wi-Fi接続・OSアップデート・セキュリティ設定の順に進めると一通りの初期設定が完了します。詳細はこの記事を上から順に読み進めてください。
WindowsはMicrosoftアカウントなしで設定できますか?
Windowsのバージョン・エディションによってローカルアカウントで設定できる場合と、Microsoftアカウントが必要になる場合があります。最新の対応状況はMicrosoft公式サポートでご確認ください。Microsoftアカウントを使うとOneDriveの自動バックアップや設定の同期が利用できる利点があります。
新品のパソコンにウイルス対策ソフトは別途必要ですか?
WindowsにはMicrosoft Defenderが標準搭載されており、有効な状態を維持することで基本的なウイルス対策はカバーされます。macOSにもGatekeeper・XProtect等のセキュリティ機能が内蔵されています。追加のセキュリティソフトが必要かどうかは用途・環境・リスク許容度によって異なります。
古いパソコンからデータを移行する方法は?
主な方法は外付けHDD/SSD・USBメモリへのコピー、クラウドストレージ(OneDrive・iCloud・Google Drive等)経由、LAN経由転送です。MacからMacへの引き継ぎは「移行アシスタント」が便利です。移行完了まで旧PCのデータは削除しないことをお勧めします。
プリインストールのアプリは削除してもいいですか?
使わないプリインストールアプリは削除することでストレージ節約・動作改善につながる場合があります。ただしシステムに関連するアプリを誤削除すると不具合が生じることがあります。用途がわからないアプリは削除前に名前で検索して確認することをお勧めします。
Macを新しく買ったときに最初にやることは?
設定アシスタントの指示に従いながら、Wi-Fi接続・Apple IDでのサインイン・Touch ID / パスコード設定・macOSアップデートを行うことが基本的な初期設定の流れです。詳しい手順はmacOSのバージョンによって異なるためApple公式サポートでご確認ください。
まとめ:ノートパソコンを買ったらやること
ノートパソコンの初期設定を整理すると、以下の流れになります。
初期設定の全体チェックリスト
- 充電・電源ON(取扱説明書確認)
- アカウント設定(MicrosoftアカウントまたはApple ID)
- Wi-Fi接続
- OSアップデート(Windows Update / macOS更新)
- セキュリティ設定の確認(Defender / Gatekeeper 有効確認・パスワード設定)
- 不要なプリインストールアプリの整理
- 必要なソフトの導入(Office / ブラウザ / クラウドストレージ等)
- データ移行(旧PCがある場合)
- 周辺機器の接続・設定
- バックアップ設定(OneDrive / iCloud / 外付けドライブ等)
初期設定の詳細な手順はWindowsのバージョン・macOSのバージョンによって異なります。最新の公式情報は必ずMicrosoft公式サポートまたはApple公式サポートでご確認ください。
どのPCを選べばよいか迷っている方は、以下の記事も参考にしてください。
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