この記事を読むと分かること
- VPNとはどのようなサービスなのか?
- VPNとVPSやVPCの違いは?
- それぞれのサービスが使われている具体的なサービスや用途は?
VPN(Virtual Private Network)、VPS(Virtual Private Server)、VPC(Virtual Private Cloud)のそれぞれのサービスに共通する部分は、VP(Virtual Private)です。
ポイント
VP(Virtual Private)・・・仮想的な、個人的(私的)な
情報技術の世界では、Virtual(仮想的な)は、実際に存在しているという意味の「物理的」の対義語で、PCなどのマシンが物理的に存在しておらず仮想上で構築されたという意味になります。また、Private(個人的な)は、アクセスを許可された特定の個人のみがアクセスできるという意味になります。
つまり、すごく簡単にうと、
- VPN(Virtual Private Network)・・・アクセスを許可された特定の個人のみがアクセスできる仮想上で構築された通信
- VPS(Virtual Private Server)・・・アクセスを許可された特定の個人のみがアクセスできる仮想上で構築されたサーバー
- VPC(Virtual Private Cloud)・・・アクセスを許可された特定の個人のみがアクセスできる仮想上で構築されたクラウド上のネットワーク
というような内容になります。
記事中でも説明していますが、それぞれの違いを理解するためのポイントは、VPNサービスが安全な通信、VPSサービスが安全なサーバー、VPCサービスが安全なネットワークを提供しているという点です。
以下では、VPN、VPS、VPNについて、具体的にどのようなサービスなのか、どのような技術が使われているのか、それぞれ何が違うのか、また、それぞれどのような用途で使われているのかについて具体的に紹介しています。
VPNとは?
VPNとは?
VPNとは、Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)の略で、簡単にいうとアクセスを許可された特定の個人のみがアクセスできる仮想上で構築されたネットワーク通信のことです。具体的には、VPN利用者のコンピューターやスマートフォンなどのデバイスとVPNサーバーの間にトンネルを作る「トンネリング」という技術と「暗号化」という2つの技術によって、利用者のプライバシーとセキュリティを確保することができる安全なネットワークサービスのことです。
また、VPN接続を利用すると、利用者のIPアドレスが隠され、接続先VPNサーバーのIPアドレスが代わりに公開されるという点も大きな特徴です。
VPNサービスのメリット
VPNサービスには以下のようメリットがあります。
VPNのメリット
- セキュリティの強化
- 匿名性の強化(プライバシー保護)
- 地理的な制約の回避
セキュリティの強化
VPNはデータを暗号化するため、公共のWi-Fiネットワークなど、セキュリティが脆弱な環境でも安全に通信することができます。通常、インターネットを利用するとき、あなたのデバイス(パソコン、スマートフォンなど)はISP(インターネットサービスプロバイダ)を通じて接続されます。この接続は公共のネットワークで行われるため、データは盗聴や傍受のリスクにさらされます。
匿名性の強化(プライバシー保護)
VPNを使用すると、IPアドレスが隠されるため、利用者のオンラインでの行動が追跡されにくくなります。
地理的な制約の回避
VPNを使用すると、利用者の地理的な位置情報(IPアドレス)を隠すことができます。これにより、地域制限があるウェブコンテンツやサービスにアクセスすることが可能になります。
VPNが良く使われている用途
VPNは以下のような用途でよく利用されています。
VPNが良く利用される用途
- 企業・組織ネットワークへのリモートアクセス
- Free Wi-Fi(公共のWi-Fi)のセキュリティ強化
- 地理的制約のあるWebサイト・サービスへのアクセス
企業・組織ネットワークへのリモートアクセス
企業や組織内のネットワークにリモートアクセスするための手段として、VPNサービスが良く使われています。コロナ以降、テレワークやリモートワークといった新しい働き方が一気に定着しました。それにより、家にいながら企業内ネットワークへアクセスする機会が多くなりました。その企業内ネットワークに安全にアクセスするためにVPNが使われています。
Free Wi-Fi(公共のWi-Fi)利用時ののセキュリティ強化
Free Wi-Fiなどの公共のネットワークは、パスワードなしに簡単にインターネット接続ができるという反面、通信が保護されていないためデータを盗まれるといったリスクがあります。VPNを利用すれば、公共のWi-Fiなどに接続しても、トンネリングと暗号化によってセキュリティが大幅に強化された通信をすることが可能です。
レストランや空港、また、海外旅行などでWi-Fiを利用するときに、VPN接続をするといったケースが非常に多いです。
地理的制約のあるWebサイト・サービスへのアクセス
VPN接続を利用すると、海外のWebサイトなど地理的な制約によってアクセス制限がされているサイトやサービスなどにアクセスすることができます。例えば、Netflix、Huluといった動画配信サービスではライセンスの関係上特定の国からしかアクセスができません。また、金融系のサービスやオンラインストアなどにおいても国毎の法律の違い等の理由により、特定の国からしかアクセスができないというケースがあります。
このようなケースにおいて、VPNを利用すれば、あたかも特定の国からアクセスしているかのような振る舞いをすることができます。例えば、海外旅行、海外出張、海外在住などで海外にいながら、日本の住所からアクセスしているように装うことができます。
VPN利用時の注意点
ただし、VPNを使用する場合でも注意点があります。信頼できるVPNサービスを選ぶことが重要であり、無料のVPNサービスなどは、プライバシーに関して懸念がある場合があります。また、一部のWebサイトやサービスはVPNの使用を制限しているケースもあります。
VPSとは?
VPSとは?
VPSとは、Virtual Private Server(仮想プライベートサーバー)の略で、仮想化の技術を使って1台の実際に存在している物理サーバーを複数のサーバーに分割して提供するサービスのことです。分割された各仮想サーバーは、それぞれが独立した環境を持っており、独自のOS(オペレーティングシステム)や独自のリソースが割り当てられるという特徴があります。そのため、各仮想サーバーはあたかもひとつの物理サーバーのような振る舞いをすることができます。
仮想化技術とは?
物理的なサーバーコンピューターを仮想化ソフトウェアを使って複数の仮想サーバーに分割する技術のこと。
VPSサービスのメリット
VPSサービスには以下のようメリットがあります。
VPNのメリット
- 低コスト
- セキュリティの強化
- 安定したパフォーマンス
- カスタマイズの自由度が高い
- 容量の拡張性が高い
- データのバックアップ
低コスト
通常、サーバー環境を構築するためには、高性能なサーバーコンピューターを準備する必要があります。VPSの場合は、その高性能なコンピューターによって物理的に構築されたサーバーを仮想化して分割するので、ひとつの物理サーバーから複数のサーバー環境を構築することができます。そのため、大幅な低コスト化を実現することができます。
セキュリティの強化
VPSでは、ひとつひとつの仮想サーバーが完全に分離されて管理されています。そのため、別の仮想サーバー(VPS)がセキュリティ侵害を受けたりしても、その影響が他の仮想サーバーに影響することはありません。そういった点がセキュリティの強化につながります。
安定したパフォーマンス
VPSは、上述したように、ひとつひとつのサーバーに資源が割り当てられて、それぞれが独立したサーバーと守られています。そのため、他のVPSサーバーのトラフィックの増加やアクセス障害などの影響を受けることがなく、一定で安定したパフォーマンスを維持することができます。
カスタマイズの自由度が高い
VPSは、それぞれが独自のOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションを使うことができます。多くのVPSサービスでは、利用者が管理者権限(ルートアクセス)を持つことができるので、自由度の高いカスタマイズが可能です。
容量の拡張性が高い
VPSは、物理サーバーと違って、柔軟にリソースの追加や削減を行うことができます。そのため、利用者側でプランの変更などを行えば、簡単に容量の拡張を行うことができます。
データのバックアップ
多くのVPSサービスでは、データの喪失を防ぐために定期的にバックアップを行うサービスを提供しています。そのため、データの保守性が高くなります。
VPSが良く使われている用途
VPSは以下のような用途でよく利用されています。
VPNが良く利用される用途
- ホスティングサービス(レンタルサーバー)
ホスティングサービス(レンタルサーバー)
ホスティングとは、インターネットを経由してサーバーをレンタルすることができるサーバー(サービス)のことで、Webサイトやアプリケーションのデータをサーバーにアップロードすることで、一般に公開することができます。ほぼ「レンタルサーバー」と同じ意味で使われます。
注意ポイント
厳密にいうと、レンタルサーバーは、ひとつの物理サーバーを共用で利用するのに対して、VPSはひとつの物理サーバーを複数の仮想サーバーに分割して利用するという点で異なります。
VPCとは?
VPCとは?
VPCとは、Virtual Private Cloud(仮想プライベートクラウド)の略で、クラウド上にインターネットから隔離されたプライベートなネットワークスペースを提供するサービスのことです。
VPN(Virtual Private Network)がプライベートな通信を利用して既存のネットワーク(インターネット)にアクセスする技術であるのに対し、VPC(Virtual Private Cloud)は、既存のネットワーク(インターネット)から独立した別のプライベートなネットワークスペース自体を提供する技術ということになります。つまり、VPNとVPCは用途が異なるため、VPN通信を用いてVPCにアクセスするというようなことも可能です。
ネットワークとは?
複数のコンピュータやスマートフォンなどデバイスを有線もしくは無線でてつなぎ、お互いに情報をやりとりできるようにした仕組みのこと。インターネットは、さらにそのネットワーク同士をつないで異なるネットワーク間でも情報のやり取りできるようにした仕組みのこと。インターネットもネットワークのひとつ。
VPCサービスのメリット
VPCサービスには以下のようメリットがあります。
VPNのメリット
- セキュリティの強化
- アクセス権のコントロール
- ネットワーク範囲のコントロール
- 容量の拡張性が高い
- 異なる地域のネットワーク間接続が可能
セキュリティの強化
VPCサービスでは、既存のインターネットから隔離されたネットワークスペースを提供します。そのため、不正なアクセスや悪意ある攻撃からのネットワークの保護が可能となりセキュリティの強化につながります。
アクセス権のコントロール
一般的なVPCサービスでは、ネットワーク上にあるファイルやデータに対してのアクセス権限等を細かく調整することができます。そのため、アクセスの制限などを簡単に行うことができます。
ネットワーク範囲のコントロール
VPCでは、アクセス権だけでなくネットワークの範囲についても容易にコントロールができます。具体的には、IPアドレスの範囲やサブネットがカスタマイズ可能で、会社や組織のニーズに合わせてネットワークの範囲をコントロールすることができます。
容量の拡張性が高い
利用者のニーズに応じて柔軟にリソースの追加や削減を行うことができます。
異なる地域のネットワーク間接続が可能
VPCで構築された異なる地域のネットワーク同士を、VPN通信で簡単に接続することができます。そのため、複数の国に支社・支店があるような組織でも、グローバルで安全なネットワーク環境を容易に構築することができます。
VPCが良く使われている用途
VPCは以下のような用途でよく利用されています。
VPNが良く利用される用途
- 企業・組織内ネットワークの構築
企業・組織内ネットワークの構築
VPCサービスが提供するのは、「ネットワーク」です。そのため、企業や組織内における安全で保護されたネットワークの構築のためにVPCが利用されるケースが多いです。
また、VPCで構築されたネットワークにアクセスするために、VPNが使われたりすることも多く、VPNやVPS、VPCといった技術を正しく運用するためには、それぞれが提供する技術の内容を正しく理解しておくことが大切です。
VPN・VPS・VPCの違い
VPN・VPS・VPCの違い
VPN・VPS・VPCは、いずれもセキュリティの強化を目的としたネットワークに関しての技術ですが、提供する技術がそれぞれのサービスで異なります。そのため、それぞれのサービスが利用されるシーンも異なります。
サービス | VPN | VPS | VPN |
提供する技術 | セキュアな通信 | セキュアなサーバー | セキュアなネットワーク |
用途 | ・組織内ネットワークへのリモートアクセス ・Wi-Fi利用時のセキュリティ強化 ・海外サイトへの アクセス | ・ホスティング(レンタルサーバー) | ・企業・組織内ネットワークの構築 |
VPNサービスが「通信」に焦点を当てているのに対し、VPCは「ネットワーク」の構築に焦点をあてています。また、VPSは、俗に言う「レンタルサーバー」のことで、独立した「サーバー」環境の提供に焦点をあてています。そのため、提供するサービスは全く別物となります。
また、それぞれが別々のセキュリティ強化を目的としたサービスの提供をしているため、複数のサービスが同時に使われるというケースもしばしばあります。以下は、VPN・VPS・VPCが同時に使われるケース例です。
VPN・VPS・VPCが同時に使われるケース
VPN・VPS・VPCが同時に使われるシーンには以下のようなケースがあります。
VPN・VPS・VPCが同時に使われるケースの例
- VPCで構築された企業・組織内ネットワークにVPN接続でリモートアクセスする
- グローバルな組織などにおいて、複数のVPCで構築されたネットワーク間をVPNで接続する
- WebサービスやアプリケーションをVPSサービス(レンタルサーバー)を利用して公開し、ユーザーのアクセスをVPNで保護する
上記は、あくまで1例ですが、このように複数の仮想技術を組み合わせて利用するということが当たり前に行われています。
VPSサービスを利用してVPN環境を構築することも可能
少し専門的な知識が必要ですが、VPSを使ってVPN環境を構築すること可能です。
詳しい解説は控えますが、一般的に以下のような流れでVPN環境を構築することができます。
簡単な流れ
- VPSのレンタル
- サーバーへOSのインストール
- VPNサーバー用のソフトウェアをインストール(OpenVPN、WireGuardなど)
- VPNサーバー用のソフトウェア設定
- コンピューターやスマートフォンなどのクライアントデバイスにVPNクライアント用のソフトウェアをインストール
- VPN接続
以上が、VPSでVPN接続を構築するための簡単な流れです。注意点は、正しい方法で設定しないと、接続を確立できなかったり、セキュリティ効果が弱かったりしてしまう点です。実際に構築しようと考えている方は、しっかりガイドラインや参考になるサイトに従って構築するようにしましょう。
まとめ
この記事では、VPN、VPS、VPNについて、具体的にどのようなサービスなのか、どのような技術が使われているのか、それぞれ何が違うのか、また、それぞれどのような用途で使われているのかといった内容について紹介してきました。
全く仮想化という技術について知らない状態だと理解するのに時間がかかるかもしれませんが、それぞれがセキュリティ強化という同じ目的で、別々のサービスを提供しているということが分かれば理解は進むはずです。
セキュリティは企業や組織にとって非常に重要な部分なので、しっかり理解してからサービスを検討するようにしましょう。
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Q&A
VPNを利用するときのリスクやデメリットについて教えてください。
VPNを利用するときのリスクやデメリットには、VPNサービスプロバイダーの信頼性の問題、通信速度の低下、一部のウェブサイトでのアクセス制限などがあります。
VPNの種類について教えてください。また、それぞれの違いは何ですか?
VPNには、リモートアクセスVPN、サイト間VPN、SSL/TLS VPN、IPsec VPNなどの種類があります。それぞれの違いは、使用目的、セキュリティレベル、構成方法といった点で異なります。
VPNを選ぶ際のポイントを教えてください。
VPNを選ぶときのポイントには、セキュリティプロトコルの種類、通信速度、VPNサーバーの位置、各デバイスへの対応などがあげられます。
VPN接続を利用するときの設定方法について教えてください
VPNの設定方法は使用するVPNサービスによって様々ですが、一般的にはいかのような手順で設定ができます。
VPNクライアントソフトウェアのデバイスへのインストール⇒アカウント情報の入力⇒接続先VPNサーバーの選択
VPN接続を利用してアクセス制限のある海外のWebサイト等にアクセスする方法を教えてください。
VPN接続を利用して、アクセス制限のある海外のWebサイト等にアクセスするには、利用者がアクセスしたいWebサイトを運営している国に位置するVPNサーバーを選択して接続することで、あたかもその地域からアクセスしているように振る舞うことができます。
VPNを使うと利用者(クライアントデバイス)のIPアドレスはどうなりますか?
VPNを使うと、利用者(クライアントデバイス)のIPアドレスは変わります。VPNを有効にすると、通信が暗号化されてVPNサーバーを経由するようになります。そのため、インターネット上でのデバイスの公開IPアドレスは、「VPNサーバーのIPアドレス」に置き換わります。
上記のような仕組みにより、VPNを利用すると利用者(クライアントデバイス)のIPアドレスが隠され、VPNサーバーのIPアドレスが公開されるためプライバシーの強化とセキュリティの向上につながります。
VPNを使うと通信速度に影響がありますか?
VPNを使用すると暗号化やリダイレクトなどの処理により、通信速度が一時的に低下することがあります。